2023.04.21
日本陸連は4月21日、韓国・醴泉で開催されるU20アジア選手権(6月4日~7日)の日本代表選手を発表した。昨夏のU20世界選手権女子10000m競歩で銀メダルを獲得した大山藍(鹿児島女高2)や、男女計31名が選出されている。
男子は19名。徳島インターハイでハードル2冠を達成した最優秀選手となった紺野稜真(筑波大)や100m制覇の関口裕太(早大)、棒高跳Vの渡邉瑛斗(筑波大)ら優勝者に加え、長距離の長嶋幸宝(旭化成)や三段跳高校記録保持者の宮尾真仁(東洋大)、日本陸連のダイヤモンドアスリートに認定された棒高跳の北田琉偉(日体大)が選ばれている。また、3000m障害の黒田朝日(青学大)や1500mの間瀬田純平(早大)、10000m競歩の下池将多郎(順大)ら昨年のU20世界選手権代表の名も。高校生では100mの黒木海翔(東福岡高3)と800mの立迫大徳(鹿児島城西高3)が名を連ねた。
女子は12名で、高校生は大山のほか、インターハイ2冠(100mハードルと七種競技)で最優秀選手の林美希(中京大中京高3愛知)、やり投の櫻井希美(済美高3岐阜)、200mの税田ジェニファー璃美(城西高3東京)、400mHの瀧野未来(京都橘高3)を登録。学生・実業団勢では昨年のU20世界選手権やり投10位の村上碧海(日体大)や中長距離の米澤奈々香(名城大)、棒高跳高校記録保持者の村田蒼空(筑波大)らが選出された。
チームリーダーは杉井將彦氏(日本陸連強化委員会強化育成シニアディレクター)が務める。
U20アジア選手権は、これまでアジア・ジュニア選手権との名称で行われていた。2018年の第18回大会は6月に岐阜市で開催。2020年の第19回大会はタイ・バンコクで行われる予定だったがコロナ禍で中止となり、第20回大会となる今回は5年ぶりの開催となる。
U20アジア選手権日本代表選手一覧
●男子19名 黒木海翔(東福岡高3) 100m 成島陽紀(東洋大) 100m 関口裕太(早大) 4×100mR 木村峻也(日大) 200m 髙須楓翔(早大) 200m 中道大貴(東海大) 400m 青木龍翔(立教大) 800m 立迫大徳(鹿児島城西3) 800m 間瀬田純平(早大) 1500m 長嶋幸宝(旭化成) 3000m、5000m 紺野稜真(筑波大) 400mH 黒田朝日(青学大) 3000mSC 下池将多郎(順大) 10000mW 原口颯太(順大) 走高跳 須﨑遥也(慶大) 走高跳 北田琉偉(日体大) 棒高跳 渡邉瑛斗(筑波大) 棒高跳 倉 凌雅(びわ湖成蹊スポーツ大) 走幅跳 宮尾真仁(東洋大) 三段跳 ●女子12名 税田ジェニファー璃美(城西高3東京) 200m 田島愛梨(日本郵政グループ) 1500m 水本佳菜(エディオン) 3000m 米澤奈々香(城西大) 1500m、5000m 松本明莉(積水化学) 5000m 林 美希(中京大中京高3愛知) 100mH、七種競技 瀧野未来(京都橘高3) 400mH 大山 藍(鹿児島女高3) 10000mW 石田さつき(武庫川女大) 10000mW 村田蒼空(筑波大) 棒高跳 櫻井希美(済美高3岐阜) やり投 村上碧海(日体大) やり投
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報