HOME 国内

2023.04.16

桐生祥秀が出雲陸上100mを棄権 左膝裏違和感も大事に至らず「心配しないでください」/出雲陸上
桐生祥秀が出雲陸上100mを棄権 左膝裏違和感も大事に至らず「心配しないでください」/出雲陸上

棄権にあたり会見を開いた桐生祥秀

◇吉岡隆徳記念第77回出雲陸上(4月16日/島根・島根県立浜山公園陸上競技場)

日本グランプリシリーズの出雲陸上が4月16日に行われ、男子100mに出場を予定していた桐生祥秀(日本生命)が棄権した。

桐生は囲み取材に応じ、「左膝裏の違和感」と欠場理由を明かす。ただ、大事には至らず「それほど重症ではないです」と言い、「以前、無理をしてその後のレースで走れないことがあったので回避することにしました」と説明。「みなさん、心配しないでください」と笑顔だった。

昨年6月の日本選手権後から3ヵ月の休養。少しずつ活動を再開させ、今シーズンに実戦復帰を果たしていた。豪州でシーズンインしていたため出雲陸上が国内復帰初戦の予定だった。

今季は「記録に集中したい。5、6月を見据えています。日本記録(9秒95)を更新したい」と語る。来年のパリ五輪を見据えて「今年は試しながらの年かな」と言い、この後は22日のTOKYO Spring Challenge(国立)で200m、29日の織田記念(100m)へのエントリーを予定している。

なお、同大会は雷雨や雹など荒天の影響で競技がたびたび中断。小中学生の種目を中止、グランプリ種目もタイムレース決勝になるなどスケジュールを大幅に変更している。

広告の下にコンテンツが続きます
◇吉岡隆徳記念第77回出雲陸上(4月16日/島根・島根県立浜山公園陸上競技場) 日本グランプリシリーズの出雲陸上が4月16日に行われ、男子100mに出場を予定していた桐生祥秀(日本生命)が棄権した。 桐生は囲み取材に応じ、「左膝裏の違和感」と欠場理由を明かす。ただ、大事には至らず「それほど重症ではないです」と言い、「以前、無理をしてその後のレースで走れないことがあったので回避することにしました」と説明。「みなさん、心配しないでください」と笑顔だった。 昨年6月の日本選手権後から3ヵ月の休養。少しずつ活動を再開させ、今シーズンに実戦復帰を果たしていた。豪州でシーズンインしていたため出雲陸上が国内復帰初戦の予定だった。 今季は「記録に集中したい。5、6月を見据えています。日本記録(9秒95)を更新したい」と語る。来年のパリ五輪を見据えて「今年は試しながらの年かな」と言い、この後は22日のTOKYO Spring Challenge(国立)で200m、29日の織田記念(100m)へのエントリーを予定している。 なお、同大会は雷雨や雹など荒天の影響で競技がたびたび中断。小中学生の種目を中止、グランプリ種目もタイムレース決勝になるなどスケジュールを大幅に変更している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.29

中大・吉居駿恭が5000m連覇!圧巻スパートで13分26秒71「一歩一歩前進できるように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、最終種目となった男子5000mは残り250mから仕掛けた吉居駿恭(中大)が13分26秒31で混成を制し、大会連覇を果 […]

NEWS “ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

2025.04.29

“ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が自己新となる12秒93(+1.8)で優勝した。 東京五輪代表で元 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

2025.04.29

【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

学生長距離Close-upインタビュー 秋吉拓真 Akiyoshi Takuma 東大4年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。47回目は、東大の […]

NEWS 100mH中島ひとみが高校以来の主要タイトル!日本歴代5位12秒93に「東京世界陸上出場の実現を」/織田記念

2025.04.29

100mH中島ひとみが高校以来の主要タイトル!日本歴代5位12秒93に「東京世界陸上出場の実現を」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは、中島ひとみ(長谷川体育施設)が日本歴代5位の12秒93(+1.8)で優勝した。 予選で自己ベ […]

NEWS 110mH標準突破済みの阿部竜希がV「代表狙うからには国内で負けないように」/織田記念

2025.04.29

110mH標準突破済みの阿部竜希がV「代表狙うからには国内で負けないように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子110mハードルは阿部竜希(順大)が13秒36(+1.9)をマークして優勝した。 4日前の日本学生個人選手権準決 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top