HOME 海外

2023.04.08

24年パリ五輪で新採用の男女混合競歩の概要が決定 マラソンと同じ距離を男女1人が4区間でリレー!
24年パリ五輪で新採用の男女混合競歩の概要が決定 マラソンと同じ距離を男女1人が4区間でリレー!

8日、世界陸連(WA)と国際オリンピック委員会(IOC)は24年パリ五輪で新種目として採用される男女混合競歩の概要を発表した。

新種目には男女1名ずつの25チームが参加。マラソンと同じ42.195kmを4つの区間に分けてリレーする形式となり、男子、女子、男子、女子の順につなぐという。

各区間の距離設定については未発表だが、おおむね等距離で区切られ、1人が20km強を歩くことになる。42.195kmという距離が採択されたのは、現在のマラソンの距離が定められたのが1908年のロンドン五輪での逸話に拠るものであり、五輪の伝統とリンクさせたと世界陸連は理由を挙げている。

五輪での競歩種目は東京大会まで男子50kmが実施されていたが、IOCが男女平等の観点からこれを廃止。規模を拡大せずに種目数や参加者で男女同数などの取り組みを進めるなかで、男女混合の競歩を行うことが21年に決定していた。

WAは参加する25ヵ国の資格取得方法は改めて発表するとしている。

8日、世界陸連(WA)と国際オリンピック委員会(IOC)は24年パリ五輪で新種目として採用される男女混合競歩の概要を発表した。 新種目には男女1名ずつの25チームが参加。マラソンと同じ42.195kmを4つの区間に分けてリレーする形式となり、男子、女子、男子、女子の順につなぐという。 各区間の距離設定については未発表だが、おおむね等距離で区切られ、1人が20km強を歩くことになる。42.195kmという距離が採択されたのは、現在のマラソンの距離が定められたのが1908年のロンドン五輪での逸話に拠るものであり、五輪の伝統とリンクさせたと世界陸連は理由を挙げている。 五輪での競歩種目は東京大会まで男子50kmが実施されていたが、IOCが男女平等の観点からこれを廃止。規模を拡大せずに種目数や参加者で男女同数などの取り組みを進めるなかで、男女混合の競歩を行うことが21年に決定していた。 WAは参加する25ヵ国の資格取得方法は改めて発表するとしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top