2023.04.07
新潟アルビレックスランニングクラブは7日、新潟市内で新年度からチームに加入した選手の記者会見を行った。新たに加わったのは男子ハンマー投の中川達斗と同短距離の平野翔大の2名。
中川は兵庫・姫路工高でハンマー投をはじめ、15年の日本ユース選手権で5位と全国初入賞。翌年にはインターハイ、U20日本選手権ともに2位に輝いている。九州共立大3年で迎えた19年日本選手権で準優勝と躍進すると、大学院進学後の21年、22年の日本インカレで連覇を達成した。自己ベストは昨年マークした71m39。
中川はクラブへの加入にあたり、「今年の目標は日本選手権で優勝し、アジア選手権に出場することです。ハンマー投で世界の舞台に出場する選手になれるよう精進していきます」と意気込みを語った。
大東大から進む平野は昨年の日本選手権リレーで優勝を経験。直前の日本インカレでは100m準決勝で10秒25の自己記録をマークし、決勝では5位に入賞した。前半を得意としており、今年2月の日本選手権室内60mは3位に食い込んでいる。
平野も「日本選手権で3番以内に入り世界選手権の代表権を勝ち取ること」を目標に掲げ、「チームを盛り上げていけるように頑張ります」とコメントした。
クラブには19年世界選手権女子円盤投代表の郡菜々佳をはじめ、トラック&フィールドの選手が9人在籍。新人の2人を加えた11人で2023年シーズンに挑む。
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