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2023.04.06

大塚製薬が新加入選手を発表! 男子は中大・千守倫央、筑波大・岩佐一楽、女子は西本麻矢と戎井那奈
大塚製薬が新加入選手を発表! 男子は中大・千守倫央、筑波大・岩佐一楽、女子は西本麻矢と戎井那奈

22年全日本大学駅伝に出場した千守倫央

6日、大塚製薬陸上競技部はチームSNSを更新し、男子の千守倫央、岩佐一楽、女子の西本麻矢、戎井那奈の長距離4名が入社したことを発表した。

中大から進んだ千守は愛媛県出身。松山商高では1年から全国高校駅伝のエース区間1区を任され、トラックでも1500m、5000mでインターハイに進んでいる。大学ではスピードを買われ、1、2年と箱根駅伝の1区に起用。故障を乗り越えた昨年は、日本インカレ1500mで2位。10月に5000m13分49秒41をマークすると、1週間後の出雲駅伝で2区区間3位と好走した。全日本でも1区3位となり、最後の箱根では7区区間4位で、チームの準優勝に大きく貢献している。

1500m3分45秒19、ハーフ62分37秒のベストを持つ千守は「感謝の気持ちを忘れず、結果にこだわって精一杯頑張ります」と新社会人としての決意を述べている。

筑波大出身の岩佐は無名だった高校時代から大学で急成長し、1年目から箱根駅伝予選会に出場。チームは26年ぶりに予選会を突破し、本戦では6区を務めた。20年には10000mで28分41秒71と大学記録を塗り替え、昨年の関東インカレハーフマラソンでも32位の成績を残している。

西本は兵庫県出身。岡山・興譲館高では1年で全国駅伝1区を担い、翌年はインターハイにも出場した。昨年5月には3000m9分35秒23をマークしている。SNSでは「目標とする結果を残せらるように頑張ります」と綴った。

地元の徳島・富岡東高から進む戎井那奈は1500m4分30秒47がベスト。2年から全国高校駅伝2区区間15位と力走し、インターハイは2年連続で出場を果たした。

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大塚製薬陸上競技部は1990年に創設。男女の長距離ブロックが実業団駅伝に出場しているほか、男子走幅跳東京五輪代表の津波響樹など、トラック&フィールドの選手も所属する。

6日、大塚製薬陸上競技部はチームSNSを更新し、男子の千守倫央、岩佐一楽、女子の西本麻矢、戎井那奈の長距離4名が入社したことを発表した。 中大から進んだ千守は愛媛県出身。松山商高では1年から全国高校駅伝のエース区間1区を任され、トラックでも1500m、5000mでインターハイに進んでいる。大学ではスピードを買われ、1、2年と箱根駅伝の1区に起用。故障を乗り越えた昨年は、日本インカレ1500mで2位。10月に5000m13分49秒41をマークすると、1週間後の出雲駅伝で2区区間3位と好走した。全日本でも1区3位となり、最後の箱根では7区区間4位で、チームの準優勝に大きく貢献している。 1500m3分45秒19、ハーフ62分37秒のベストを持つ千守は「感謝の気持ちを忘れず、結果にこだわって精一杯頑張ります」と新社会人としての決意を述べている。 筑波大出身の岩佐は無名だった高校時代から大学で急成長し、1年目から箱根駅伝予選会に出場。チームは26年ぶりに予選会を突破し、本戦では6区を務めた。20年には10000mで28分41秒71と大学記録を塗り替え、昨年の関東インカレハーフマラソンでも32位の成績を残している。 西本は兵庫県出身。岡山・興譲館高では1年で全国駅伝1区を担い、翌年はインターハイにも出場した。昨年5月には3000m9分35秒23をマークしている。SNSでは「目標とする結果を残せらるように頑張ります」と綴った。 地元の徳島・富岡東高から進む戎井那奈は1500m4分30秒47がベスト。2年から全国高校駅伝2区区間15位と力走し、インターハイは2年連続で出場を果たした。 大塚製薬陸上競技部は1990年に創設。男女の長距離ブロックが実業団駅伝に出場しているほか、男子走幅跳東京五輪代表の津波響樹など、トラック&フィールドの選手も所属する。

SNSで入社報告を行った千守倫央

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