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2023.03.29

JMCシリーズ シリーズⅡアワード 王者・其田健也「真摯に謙虚に向かって」ブダペスト世界陸上で上位目指す
JMCシリーズ シリーズⅡアワード 王者・其田健也「真摯に謙虚に向かって」ブダペスト世界陸上で上位目指す

JMCシリーズⅡ期チャンピオンになった其田健也

JMCシリーズ シリーズⅡ男子トップ8
1位 其田健也(JR東日本)  2647(1333+1314)
2位 大塚祥平(九電工)   2594(1301+1293)
3位 細谷恭平(黒崎播磨)  2584(1333+1251)
4位 聞谷賢人(トヨタ紡織) 2560(1286+1274)
5位 市山 翼(小森コーポレーション) 2553(1338+1215)
6位 井上大仁(三菱重工)  2501(1283+1218)※
7位 赤﨑 暁(九電工)   2501(1282+1219)※
8位 定方俊樹(三菱重工)  2492(1279+1213)
※同点の場合は対象2大会のうち、最も良いポイントの大会を比較し、よりポイントが高いほうが上位となる。

日本陸連ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズⅡの表彰式が3月29日、都内で開かれた。 今シリーズチャンピオンは第106回日本選手権を兼ねており、男子シリーズチャンピオンの其田健也(JR東日本)が日本選手権優勝となった。また、其田は今夏のブダペスト世界選手権代表に内定している。 其田は壇上で喜びを語りつつ、「JMCシリーズチャンピオンになりましたが、何も変わることはなく、今まで通り、真摯に謙虚に向き合って競技に打ち込んでいきたい」と述べた。 表彰式後に行われた会見ではJMCシリーズを振り返り、「トップ、タイムを狙うというのは変わらずやってきましたが、東京マラソンではラスト2、3kmで海外勢に対応できなかった。ラストの切り替えが必須になる」と言う。 8月のブダペスト世界選手権と10月15日のパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の両方に挑むことになるが、「一番大事なのはMGCではなくパリ五輪で勝負すること。今の自分の力を考えた時に、まずは世界選手権で経験を積んでメダル、入賞争いをしたい。それがパリ五輪につながる。今、自分が強くなれる道を選んだ結果」と力強く語った。 今後はハードスケジュールに対応するために5月から合宿をして脚作りをしていくという。 シリーズ2位の大塚は「前回3位、今回は2位になれ素直にうれしい」と喜びを語り、「大阪では勝負どころで勝負できなかった。MGCでは順位がより大事になるので、そこの感覚や実力を身につけていきたい」と話した。 同3位の細谷恭平(黒崎播磨)は前回2位だったため「悔しい」と言うが、「シリーズ通していろいろな目的を持ってトライしたので成長できた」と実感。MGCに向けて「トラックレースでスピード強化して代表権を取りたい」と語った。 次ページ JMCシリーズ シリーズⅡ男子トップ8
JMCシリーズ シリーズⅡ男子トップ8 1位 其田健也(JR東日本)  2647(1333+1314) 2位 大塚祥平(九電工)   2594(1301+1293) 3位 細谷恭平(黒崎播磨)  2584(1333+1251) 4位 聞谷賢人(トヨタ紡織) 2560(1286+1274) 5位 市山 翼(小森コーポレーション) 2553(1338+1215) 6位 井上大仁(三菱重工)  2501(1283+1218)※ 7位 赤﨑 暁(九電工)   2501(1282+1219)※ 8位 定方俊樹(三菱重工)  2492(1279+1213) ※同点の場合は対象2大会のうち、最も良いポイントの大会を比較し、よりポイントが高いほうが上位となる。

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