HOME 国内

2023.03.23

設楽悠太がHonda退社を発表 マラソン元日本記録保持者 今後は「フリーで現役続行」
設楽悠太がHonda退社を発表 マラソン元日本記録保持者 今後は「フリーで現役続行」

設楽悠太

Honda退社の設楽悠太のコメント全文

【ご報告】
この度、3月31日を持ちまして本田技研工業株式会社を退職することにしました。
9年間在籍させていただき、これまで多くの記録に挑戦できたのはファンの皆様の温かい応援とサポートしてくださったスタッフの方々のおかげだと思います。多くの挑戦を与えてくれたチームには感謝の気持ちでいっぱいです。
チームの為に貢献したい気持ちで続けてきましたが、自分自身を見直し、考えた結果、これからまだまだやりたい事、叶えたい夢がある中で新たな事に挑戦して自分自身が進化する為に決断しました。
今後につきましては、所属先が決まるまでフリーで現役続行で活動していき、心機一転、より一層陸上に励み皆様に嬉しいご報告ができるように頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。

(設楽悠太SNSより引用)

男子マラソン元日本記録保持者(2時間6分11秒)の設楽悠太(Honda)が3月31日をもってHondaを退社すると自身のSNSで発表した。 設楽は「9年間在籍させていただき、これまで多くの記録に挑戦できたのはファンの皆様の温かい応援とサポートしてくださったスタッフの方々のおかげだと思います」と感謝を綴る。 中学・高校・大学と双子の兄・設楽啓太(現・日立物流)とともにチームを牽引する中心選手として活躍。東洋大時代には10000mで27分台(27分54秒82)に入ると、箱根駅伝に4年連続出走し、2年時に7区区間新記録で区間賞、3・4年時は3区区間賞を獲得した。 2014年にHondaに入社。翌年は日本選手権10000mで2位に入ると、北京世界選手権に出場した(23位)。16年にはリオ五輪10000mで代表入り(29位)。17年にマラソンに挑戦すると、18年の東京マラソンで日本記録を16年ぶりに動かす2時間6分11秒をマークした。 東京五輪選考会だった19年のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は大きく飛び出す作戦に出たものの終盤は順位を下げて東京五輪出場はならなかった。日本記録樹立以降はケガなどもあり本来の走りは影を潜めている。兄・啓太とともに出場した3月の東京マラソンは途中棄権だった。 「自分自身を見直し、考えた結果、これからまだまだやりたいこと、叶えたい夢がある」とし、「新たなことに挑戦して自分自身が進化するために決断しました」と退社にいたった心境を明かす。 今後については「所属先が決まるまでフリーで現役続行」で競技を続けていくとし、「うれしいご報告ができるように頑張りたいと思います」と綴った。 次ページ Honda退社の設楽悠太のコメント全文

Honda退社の設楽悠太のコメント全文

【ご報告】 この度、3月31日を持ちまして本田技研工業株式会社を退職することにしました。 9年間在籍させていただき、これまで多くの記録に挑戦できたのはファンの皆様の温かい応援とサポートしてくださったスタッフの方々のおかげだと思います。多くの挑戦を与えてくれたチームには感謝の気持ちでいっぱいです。 チームの為に貢献したい気持ちで続けてきましたが、自分自身を見直し、考えた結果、これからまだまだやりたい事、叶えたい夢がある中で新たな事に挑戦して自分自身が進化する為に決断しました。 今後につきましては、所属先が決まるまでフリーで現役続行で活動していき、心機一転、より一層陸上に励み皆様に嬉しいご報告ができるように頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。 (設楽悠太SNSより引用)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

47チームのオーダーをチェック! ■第30回全国都道府県対抗男子駅伝オーダー (左から1区―2区―3区―4区―5区―6区―7区 ※[F]はふるさと選手) 北海道▼ 吉田星―杉田來翔―岩崎大洋 [F]―三浦清史―林柚杏―泉 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

第17回西脇多可新人高校駅伝の出場チーム 男子 ※総合の部 桐生(群馬) 埼玉栄(埼玉) 中越(新潟) 高岡向陵・高岡商(富山) 遊学館(石川) 敦賀気比(福井) 鯖江(福井) 佐久長聖A(長野) 佐久長聖B(長野) 大 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本選手権室内の最終エントリー選手 男子 60m 宇野勝翔(オリコ) 西岡尚輝(東海大仰星高) 守祐陽(大東文化大) 和田遼(ミキハウス) デーデー・ブルーノ(セイコー) 草野誓也(Accel TC) 本郷汰樹(オノテッ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top