HOME 駅伝

2023.03.21

トヨタ自動車九州の大津顕杜がサンベルクスに移籍 東洋大時代に箱根駅伝MVP
トヨタ自動車九州の大津顕杜がサンベルクスに移籍 東洋大時代に箱根駅伝MVP

23年3月21日付でサンベルクスに移籍した大津顕杜

21日、サンベルクス陸上部はチームのSNSにおいてトヨタ自動車九州に所属していた大津顕杜が当日付で移籍加入したことを発表した。

大津は熊本県出身の31歳。熊本・千原台高から東洋大に進み、学生時代には2年次に箱根駅伝8区で区間歴代2位(当時)の1時間4分12秒で区間賞を獲得して、チームの優勝に貢献。4年生だった14年の箱根駅伝ではアンカーを任され、トップで受けたタスキを区間トップの力走でゴールに運び、大会MVPに贈られる金栗四三賞にも選出された。

トヨタ自動車九州でも駅伝やロードレースを中心に活躍。全日本実業団駅伝では16年、17年と2年連続3位のメンバーとして好走したほか、個人では21年びわ湖毎日マラソンで2時間8分15秒とサブテンを達成している。昨年12月の甲佐10マイルでは46分10秒の自己新記録をマークし、2月の別府大分毎日マラソンでは2時間10分13秒で14位だった。

サンベルクスは首都圏でスーパーマーケット「ベルクス」を経営。2012年に陸上部を設立し、16年の全日本実業団駅伝に初出場を果たしている。昨年11月の東日本実業団駅伝では5位とチーム初入賞を果たし、今年1月の全日本実業団駅伝では過去最高の15位と健闘した。

次ページ サンベルクスによる移籍報告

21日、サンベルクス陸上部はチームのSNSにおいてトヨタ自動車九州に所属していた大津顕杜が当日付で移籍加入したことを発表した。 大津は熊本県出身の31歳。熊本・千原台高から東洋大に進み、学生時代には2年次に箱根駅伝8区で区間歴代2位(当時)の1時間4分12秒で区間賞を獲得して、チームの優勝に貢献。4年生だった14年の箱根駅伝ではアンカーを任され、トップで受けたタスキを区間トップの力走でゴールに運び、大会MVPに贈られる金栗四三賞にも選出された。 トヨタ自動車九州でも駅伝やロードレースを中心に活躍。全日本実業団駅伝では16年、17年と2年連続3位のメンバーとして好走したほか、個人では21年びわ湖毎日マラソンで2時間8分15秒とサブテンを達成している。昨年12月の甲佐10マイルでは46分10秒の自己新記録をマークし、2月の別府大分毎日マラソンでは2時間10分13秒で14位だった。 サンベルクスは首都圏でスーパーマーケット「ベルクス」を経営。2012年に陸上部を設立し、16年の全日本実業団駅伝に初出場を果たしている。昨年11月の東日本実業団駅伝では5位とチーム初入賞を果たし、今年1月の全日本実業団駅伝では過去最高の15位と健闘した。 次ページ サンベルクスによる移籍報告

サンベルクスによる移籍報告

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

NEWS 東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

2025.01.17

東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top