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2023.03.10

ユニバ代表をつかむのは誰だ!連覇懸かる平林清澄、3冠駒大は鈴木、篠原ら各校エース級そろう/日本学生ハーフ
ユニバ代表をつかむのは誰だ!連覇懸かる平林清澄、3冠駒大は鈴木、篠原ら各校エース級そろう/日本学生ハーフ

2022年の日本学生ハーフは平林清澄(國學院大)が優勝した

3月12日(日)、「第26回日本学生ハーフマラソン選手権」が東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地および国営昭和記念公園とその外周道路で開催される。8月に中国・成都で開催されるFISUワールドユニバーシティゲームズ(旧ユニバーシアード/中国・成都)の代表選考会も兼ねており、各校のエースたちが白熱のバトルを繰り広げそうだ。

2022年度に出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の3冠を達成した駒大からは、10000mで出場選手最速の27分41秒68を持つ駒大の鈴木芽吹(3年)がエントリー。昨年はケガによりトラックシーズンを棒に振ったものの、出雲駅伝6区区間賞、箱根駅伝4区区間3位と力を発揮。19歳だった2021年の日本選手権10000mで3位に入ったポテンシャルは、他の追随を許さない。

他にも駒大からは2月5日の丸亀国際ハーフで日本人学生最高記録(1時間0分11秒)をマークした篠原倖太朗(2年)や、関東インカレ2部ハーフマラソンで2年連続2位と好走している花尾恭輔(3年)もエントリー。箱根6区区間賞だったルーキー・伊藤蒼唯は先輩たちに食らいつけるか。

箱根駅伝3位の青学大は、2月上旬の丸亀ハーフで1時間1分25秒と好走した若林宏樹(2年)や、箱根駅伝4区で駒大・鈴木とデッドヒートを繰り広げた太田蒼生(2年)、佐藤一世(3年)を中心に主力を多数エントリーしている。

青学大勢は梶谷瑠哉(現・SUBARU)が優勝した2018年大会以来、優勝者はおろか8位入賞者を出していない。久しぶりに存在感を発揮できるか。

箱根4位の國學院大は、前回覇者の平林清澄(2年)に連覇が懸かる。箱根駅伝後に仙骨の疲労骨折が判明し、予定していたマラソン挑戦を取りやめたが、すでにこの大会の連覇に向けて気持ちを切り替えている。

その平林に追いつく勢いで急成長を見せるのが1年生世代。2月の丸亀ハーフでは高山豪起が1時間1分42秒、青木瑠郁が1時間2分02秒、箱根駅伝では補欠だった嘉数純平が1時間2分18秒と好タイムを叩き出した。ここに箱根7区区間6位の上原琉翔を加えたルーキーカルテットが強力だ。

前回8位で関東インカレ2部ハーフマラソン優勝の実績を誇る伊地知賢造(3年)と、日本人学生歴代4位タイの1時間0分43秒を持つ山本歩夢(2年)は、脚の状態を鑑みて欠場する見込み。

箱根駅伝で活躍した選手では、5区区間賞の山本唯翔(城西大3年)、同区間2位の阿部陽樹(中大2年)、1区3位の松永伶(法大3年)の快走にも注目が集まる。

その他にも前回大会上位者の中から、3位の松山和希(東洋大3年)、5位の高槻芳照(東農大3年)、6位の吉田礼志(中央学大2年)ら力のあるランナーがそろう。特に吉田は昨年12月に10000mで27分58秒60と年間ただ一人の27分台をマークすると、丸亀ハーフでは篠原に次ぐ日本人学生歴代2位の1時間0分31秒と実力を示した。

昨年10月に同コースで開催された箱根駅伝予選会で日本人トップに立った木村暁仁(専大3年)も忘れてはいけない存在だ。

当日は15度以上まで気温が上昇されることが予想され、ランナーにとっては厳しいコンディションとなりそう。後半に起伏の多い昭和記念公園内を走るコースに戻ったこともあり、好記録は望めないかもしれないが、勝負強いタフな選手が勝ち抜く展開となるだろう。

激戦必至のハーフマラソン学生日本一決定戦は10時00分スタートだ。

3月12日(日)、「第26回日本学生ハーフマラソン選手権」が東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地および国営昭和記念公園とその外周道路で開催される。8月に中国・成都で開催されるFISUワールドユニバーシティゲームズ(旧ユニバーシアード/中国・成都)の代表選考会も兼ねており、各校のエースたちが白熱のバトルを繰り広げそうだ。 2022年度に出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の3冠を達成した駒大からは、10000mで出場選手最速の27分41秒68を持つ駒大の鈴木芽吹(3年)がエントリー。昨年はケガによりトラックシーズンを棒に振ったものの、出雲駅伝6区区間賞、箱根駅伝4区区間3位と力を発揮。19歳だった2021年の日本選手権10000mで3位に入ったポテンシャルは、他の追随を許さない。 他にも駒大からは2月5日の丸亀国際ハーフで日本人学生最高記録(1時間0分11秒)をマークした篠原倖太朗(2年)や、関東インカレ2部ハーフマラソンで2年連続2位と好走している花尾恭輔(3年)もエントリー。箱根6区区間賞だったルーキー・伊藤蒼唯は先輩たちに食らいつけるか。 箱根駅伝3位の青学大は、2月上旬の丸亀ハーフで1時間1分25秒と好走した若林宏樹(2年)や、箱根駅伝4区で駒大・鈴木とデッドヒートを繰り広げた太田蒼生(2年)、佐藤一世(3年)を中心に主力を多数エントリーしている。 青学大勢は梶谷瑠哉(現・SUBARU)が優勝した2018年大会以来、優勝者はおろか8位入賞者を出していない。久しぶりに存在感を発揮できるか。 箱根4位の國學院大は、前回覇者の平林清澄(2年)に連覇が懸かる。箱根駅伝後に仙骨の疲労骨折が判明し、予定していたマラソン挑戦を取りやめたが、すでにこの大会の連覇に向けて気持ちを切り替えている。 その平林に追いつく勢いで急成長を見せるのが1年生世代。2月の丸亀ハーフでは高山豪起が1時間1分42秒、青木瑠郁が1時間2分02秒、箱根駅伝では補欠だった嘉数純平が1時間2分18秒と好タイムを叩き出した。ここに箱根7区区間6位の上原琉翔を加えたルーキーカルテットが強力だ。 前回8位で関東インカレ2部ハーフマラソン優勝の実績を誇る伊地知賢造(3年)と、日本人学生歴代4位タイの1時間0分43秒を持つ山本歩夢(2年)は、脚の状態を鑑みて欠場する見込み。 箱根駅伝で活躍した選手では、5区区間賞の山本唯翔(城西大3年)、同区間2位の阿部陽樹(中大2年)、1区3位の松永伶(法大3年)の快走にも注目が集まる。 その他にも前回大会上位者の中から、3位の松山和希(東洋大3年)、5位の高槻芳照(東農大3年)、6位の吉田礼志(中央学大2年)ら力のあるランナーがそろう。特に吉田は昨年12月に10000mで27分58秒60と年間ただ一人の27分台をマークすると、丸亀ハーフでは篠原に次ぐ日本人学生歴代2位の1時間0分31秒と実力を示した。 昨年10月に同コースで開催された箱根駅伝予選会で日本人トップに立った木村暁仁(専大3年)も忘れてはいけない存在だ。 当日は15度以上まで気温が上昇されることが予想され、ランナーにとっては厳しいコンディションとなりそう。後半に起伏の多い昭和記念公園内を走るコースに戻ったこともあり、好記録は望めないかもしれないが、勝負強いタフな選手が勝ち抜く展開となるだろう。 激戦必至のハーフマラソン学生日本一決定戦は10時00分スタートだ。

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