2020.06.23
【PR】
中高生のためのオンライン陸上クラブ
『CORD TRACK AND FIELD CLUB』が発足
トップアスリートが企画、発信する動画で
ハイレベルなトレーニングを体感しよう!
100mが日本で一番速い選手はスタートでどんな点を重視しているのか? 走幅跳で8mを超える選手は踏み切りで身体をどのように動かす意識を持っているのか。そんなハイレベルな世界を知りたくはないだろうか。
トップアスリートがコーチング動画を配信するオンライン陸上クラブ『CORD TRACK AND FIELD CLUB』が6月から始動した。コーチ陣は日本を代表するアスリートが中心となる。中高生にとって練習のヒントとなることはもちろん、新たなトレーニング方法やノウハウを求める選手すべてに有益なサービスと言えそうだ。
指導者のいない中高生に
トップアスリートのノウハウを還元
オンライン陸上クラブ『CORD TRACK AND FIELD CLUB』を立ち上げた株式会社MINT TOKYO代表取締役の池淵智彦氏(37歳)は中学から大学まで走幅跳の選手だった。大学卒業後はビジネスの世界に進み、起業してからも陸上界との接点を維持。その中で温めてきた思いを今回の『CORD T&F』で実現したいと話す。
「陸上競技は選手が10人いれば、10通りの哲学があります。そこがおもしろいところです。もしトップ選手の考えや取り組みを中高生が知ることができれば、世界観や視野は一気に広がるでしょう。顧問の先生がいなくてもトレーニングの方法について大きなヒントを得られますし、考え方も学べます。また、トップアスリートもインターネットを通じて発信をすることで、自身の価値や人気も上げていけます。今の陸上界は指導者がいないために満足のいく練習ができない選手も多く、同時にトップアスリートもアマチュアの域を脱却できません。この両方の課題を解決したいと考えています」
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、全国で外出自粛要請が出ていた今年の春。池淵氏は「今、やることに意味があるはず」とアスリートやOB、指導者にオンラインで声をかけ、協力を要請。短期間でサービスのスタートまでこぎつけた。
「今はアスリートが自分で動画を発信できる時代。ただ、1人でやるよりは仲間を集め、組織化したほうがさまざまな面で効果的です。動画で収益を上げたり、視聴者を増やすためには更新頻度も求められますし、動画の質も高めないといけないからです。現実的に、練習や仕事のあるアスリートが1人でそこまでやるのはなかなか難しいはず。そのサポートを私たちが行うイメージです」
東京五輪後にも陸上界が発展していくために、池淵氏はアスリートの価値の向上も重要だと考えている。
『CORD T&F』を運営する株式会社MINT TOKYO代表取締役の池淵智彦氏。福岡・八幡西高(現・自由ケ丘高)、日大出身で、大学を卒業するまで自身も陸上競技(専門は走幅跳)に取り組んだ
アスリートの発信したい内容が基本
多様な考えを知るきっかけに
サービスの概要を紹介しよう。『CORD T&F』の月会費は500円(税別)。登録者にはInstagram(インスタグラム)やLINEでトップアスリートやOB、指導者からの動画が届く。対象種目は短距離、跳躍、投擲(てき)。今後、競歩も加わる予定だ。初期の参加アスリートとしては日本選手権男子100mを4連覇し、2012年ロンドン五輪に出場した江里口匡史氏、2017年世界選手権男子110mハードル代表の増野元太(メイスンワーク)、2018年アジア室内選手権走幅跳代表の山川夏輝(東武トップツアーズ)、そして、男子砲丸投元日本記録保持者である野口安忠氏(福岡大コーチ)がラインナップ。コーチ陣は男女合わせて30名程度まで増えるという。
■主なコーチ陣(敬称略) ※6月4日時点 短距離 江里口匡史、木村慎太郎 110mH 櫻井健一、増野元太、札塲大輝 400mH 安部孝駿 走幅跳 山川夏輝、小田大樹 三段跳 山下祐樹、森本麻里子 砲丸投 野口安忠、武田歴次 ハンマー投 柏村亮太 やり投 新井涼平、小椋健司、森 秀 混成競技 田中宏昌、桐山智衣 |
動画はコーチ自身が企画し、撮影する。それを110mハードルでインターハイ出場経験のある社内のスタッフが中高生でも理解できる内容かをチェックした上で、動画の一部をスローモーションにしたり、字幕解説を追加したりして編集する。アスリートの生の声と、見る者へのわかりやすさを両立させる狙いだ。
「例えばインターハイ前などはテーマを設けて発信する可能性もありますが、基本的にはコーチが考え、伝えたい内容を発信していきます。すべてが教科書通りのコーチングばかりではありません。なかには背の低い選手向けだったり、特殊な練習方法などもあるでしょう。そうしたものを見ることで、それぞれのコーチの感覚や言葉、練習方法を知り、自分に生かせるヒントを得てほしいと考えています」(池淵氏)
どんな種目でも、強くなる方法は1つではない。また、選手にとって感覚はそれぞれに異なるものだ。指導方法も1つのやり方が合わなくても、別の方法であれば力を伸ばせる可能性も出てくるだろう。『CORDT&F』で提供される動画を参考に、自分に合ったトレーニング方法を見つける。そうした使い方をしてほしいと池淵氏は話す。
『CORD TRACK AND FIELD CLUB』のサービス概要
有力指導者の参加も決定
オフラインのコンテンツも充実
参加するアスリートの声も紹介しよう。スタート時のメンバーに入った走幅跳の山川もこうした機会を待ち望んでいた1人だ。
「これまで陸上クリニックなどで『ためになった』との声を多くいただいていたので、ぜひ教える機会を増やしたいと思っていました。同時にこの動画で私の試合以外の姿や考えを知ってもらいたいです。それによって1人でも多くの方に応援していただける選手になれればと考えています」
他にも男子400mハードルで昨年世界選手権の準決勝に進んだ安部孝駿(ヤマダ電機)など、自分の知識や感覚、経験を自由に発信したいと考える意欲的なアスリート、OBが続々加入。多くの代表選手を輩出している大学の指導者、現場を退いた高校陸上界の名将もコーチ陣に加わる予定だ。
コンテンツは動画配信の他にも準備中。ファンサービスとしてのライブ配信やリアルイベントの陸上クリニック、トークショーなども計画している。競技力の向上だけでなく、アスリートの価値を高め、ファンとの接点を広げる活動も行っていく。
クラブ名にある「CORD」はアスリートや中高生、ファンをつなげる「コード」となるために、そしてすべての競技者が自ら「行動」を起こそうという願いを込めてつけられた。指導を求める中高生にとって、トップアスリートの指導やトレーニング方法を知るまたとない機会になる。
日の丸をつける選手が日頃、どんなトレーニングを行っているのか。彼らは中高生の時にどんな困難にぶつかり、どのように乗り越えてきたのか。陸上競技に関わる者なら、誰しも興味があるはずだ。そうした試合会場では知ることのできない情報が『CORD TRACK AND FIELD CLUB』にはある。毎日の練習の参考になるだけでなく、陸上競技の知識や考え方を増やし、選手として大きく成長できる画期的なサービスと言えそうだ。
■参画している主なアスリート
- 男子400mH 安部孝駿選手
- 男子110mH 増野元太選手
- 男子走幅跳 山川夏輝選手
- 男子ハンマー投 柏村亮太選手
- 女子三段跳 森本麻里子選手
LINE @cord-tfc |
※この記事は『月刊陸上競技』2020年7月号に掲載されています
【PR】 中高生のためのオンライン陸上クラブ 『CORD TRACK AND FIELD CLUB』が発足 トップアスリートが企画、発信する動画で ハイレベルなトレーニングを体感しよう!

指導者のいない中高生に トップアスリートのノウハウを還元
オンライン陸上クラブ『CORD TRACK AND FIELD CLUB』を立ち上げた株式会社MINT TOKYO代表取締役の池淵智彦氏(37歳)は中学から大学まで走幅跳の選手だった。大学卒業後はビジネスの世界に進み、起業してからも陸上界との接点を維持。その中で温めてきた思いを今回の『CORD T&F』で実現したいと話す。 「陸上競技は選手が10人いれば、10通りの哲学があります。そこがおもしろいところです。もしトップ選手の考えや取り組みを中高生が知ることができれば、世界観や視野は一気に広がるでしょう。顧問の先生がいなくてもトレーニングの方法について大きなヒントを得られますし、考え方も学べます。また、トップアスリートもインターネットを通じて発信をすることで、自身の価値や人気も上げていけます。今の陸上界は指導者がいないために満足のいく練習ができない選手も多く、同時にトップアスリートもアマチュアの域を脱却できません。この両方の課題を解決したいと考えています」 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、全国で外出自粛要請が出ていた今年の春。池淵氏は「今、やることに意味があるはず」とアスリートやOB、指導者にオンラインで声をかけ、協力を要請。短期間でサービスのスタートまでこぎつけた。 「今はアスリートが自分で動画を発信できる時代。ただ、1人でやるよりは仲間を集め、組織化したほうがさまざまな面で効果的です。動画で収益を上げたり、視聴者を増やすためには更新頻度も求められますし、動画の質も高めないといけないからです。現実的に、練習や仕事のあるアスリートが1人でそこまでやるのはなかなか難しいはず。そのサポートを私たちが行うイメージです」 東京五輪後にも陸上界が発展していくために、池淵氏はアスリートの価値の向上も重要だと考えている。
アスリートの発信したい内容が基本 多様な考えを知るきっかけに
サービスの概要を紹介しよう。『CORD T&F』の月会費は500円(税別)。登録者にはInstagram(インスタグラム)やLINEでトップアスリートやOB、指導者からの動画が届く。対象種目は短距離、跳躍、投擲(てき)。今後、競歩も加わる予定だ。初期の参加アスリートとしては日本選手権男子100mを4連覇し、2012年ロンドン五輪に出場した江里口匡史氏、2017年世界選手権男子110mハードル代表の増野元太(メイスンワーク)、2018年アジア室内選手権走幅跳代表の山川夏輝(東武トップツアーズ)、そして、男子砲丸投元日本記録保持者である野口安忠氏(福岡大コーチ)がラインナップ。コーチ陣は男女合わせて30名程度まで増えるという。■主なコーチ陣(敬称略) ※6月4日時点 短距離 江里口匡史、木村慎太郎 110mH 櫻井健一、増野元太、札塲大輝 400mH 安部孝駿 走幅跳 山川夏輝、小田大樹 三段跳 山下祐樹、森本麻里子 砲丸投 野口安忠、武田歴次 ハンマー投 柏村亮太 やり投 新井涼平、小椋健司、森 秀 混成競技 田中宏昌、桐山智衣 |
『CORD TRACK AND FIELD CLUB』のサービス概要
有力指導者の参加も決定 オフラインのコンテンツも充実
参加するアスリートの声も紹介しよう。スタート時のメンバーに入った走幅跳の山川もこうした機会を待ち望んでいた1人だ。 「これまで陸上クリニックなどで『ためになった』との声を多くいただいていたので、ぜひ教える機会を増やしたいと思っていました。同時にこの動画で私の試合以外の姿や考えを知ってもらいたいです。それによって1人でも多くの方に応援していただける選手になれればと考えています」 他にも男子400mハードルで昨年世界選手権の準決勝に進んだ安部孝駿(ヤマダ電機)など、自分の知識や感覚、経験を自由に発信したいと考える意欲的なアスリート、OBが続々加入。多くの代表選手を輩出している大学の指導者、現場を退いた高校陸上界の名将もコーチ陣に加わる予定だ。 コンテンツは動画配信の他にも準備中。ファンサービスとしてのライブ配信やリアルイベントの陸上クリニック、トークショーなども計画している。競技力の向上だけでなく、アスリートの価値を高め、ファンとの接点を広げる活動も行っていく。 クラブ名にある「CORD」はアスリートや中高生、ファンをつなげる「コード」となるために、そしてすべての競技者が自ら「行動」を起こそうという願いを込めてつけられた。指導を求める中高生にとって、トップアスリートの指導やトレーニング方法を知るまたとない機会になる。 日の丸をつける選手が日頃、どんなトレーニングを行っているのか。彼らは中高生の時にどんな困難にぶつかり、どのように乗り越えてきたのか。陸上競技に関わる者なら、誰しも興味があるはずだ。そうした試合会場では知ることのできない情報が『CORD TRACK AND FIELD CLUB』にはある。毎日の練習の参考になるだけでなく、陸上競技の知識や考え方を増やし、選手として大きく成長できる画期的なサービスと言えそうだ。
CORD TRACK AND FIELD CLUBの詳細はこちらから! LINE @cord-tfc Instagram @cord_track_and_field_club URL https://cordclub.official.ec/![]() |

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報