2023.02.26
◇日本選手権クロカン(2月26日/福岡・海の中道海浜公園)
U20は男女ともに長野勢が制した。
男子(8km)は永原颯磨(佐久長聖高2長野)が、残り200mあたりから飛び出した24分01秒で優勝。2位の山﨑草太(西京高3山口)と同タイムだったが、先着した。
今年度は夏のインターハイ3000m障害、年末の全国高校駅伝1区、1月の全国都道府県対抗男子駅伝1区と主要全国大会でいずれも2位。しかし、このレースでは勝負強さを見せてうれしい全国大会タイトルを手にした。
3位は折田壮太(須磨学園高2兵庫)が24分06秒で続いた。
女子(6km)は名和夏乃子(長野東高2)が20分20秒で制覇。松本明莉(筑紫女学園高3福岡)と並ぶように入線し、2人とも同タイムだったが、名和がわずかに先着した。
昨年末の全国高校駅伝では、1区を務めて4位と好走し、チームの都大路初優勝に貢献。2023年のトラックや駅伝に向けて弾みをつけるレースとなった。
2位の松本の後、3位には奥本菜瑠海(興譲館高2岡山)が20分23秒で入った。
次のページ 日本選手権クロカン各種目の上位成績
日本選手権クロカン各種目の上位成績
■男子 ●シニア(10km) 1位 塩尻 和也(富士通) 29.15 2位 三浦 龍司(順大) 29.28 3位 溜池 一太(中大) 29.30 ●U20(8km) 1位 永原 颯磨(佐久長聖高2長野) 24.01 2位 山﨑 草太(西京高3山口) 24.01 3位 折田壮太(須磨学園高2兵庫) 24.06 ■女子 ●シニア(8km) 1位 和田 有菜(日本郵政グループ) 27.22 2位 猿見田裕香(ユニバーサルエンターテインメント) 27.24 3位 竹原さくら(ダイソー) 27.26 ●U20(6km) 1位 名和夏乃子(長野東高2長野) 20.20 2位 松本 明莉(筑紫女学園高3福岡) 20.20 3位 奥本菜瑠海(興譲館高2岡山) 20.23RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報