HOME 国内

2023.02.26

西山和弥と池田耀平が初マラソン2時間6分台でMGCへ!日本人5位の吉岡や、小山、土井、ワイルドカードで河合、畔上、大六野がMGC切符/大阪マラソン
西山和弥と池田耀平が初マラソン2時間6分台でMGCへ!日本人5位の吉岡や、小山、土井、ワイルドカードで河合、畔上、大六野がMGC切符/大阪マラソン

23年大阪マラソン

◇大阪マラソン2023(2月26日/大阪・大阪府庁前~大阪城公園)

JMCシリーズG1でブダペスト世界選手権代表選考会となる大阪マラソン2023が行われた。優勝はエチオピアのH.キロスで2時間6分01秒だった。

10月15日に行われるパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を懸けたレース。日本人トップは西山和弥(トヨタ自動車)で2時間6分45秒をマークして6位に入った。7位に入った池田耀平(Kao)も2時間6分53秒で、ともに初マラソン日本最高(2時間7分31秒)を大きく上回り、新たにMGC出場権を獲得した。

8位に大塚祥平(九電工)、10位に定方俊樹(三菱重工)が入った。2人はすでにMGC出場権を持っている。さらに日本人5番手の11位に入った吉岡幸輝(中央発條)は2時間7分35秒でMGC切符をつかんだ。

2時間8分を切った作田将希(JR東日本)、土井大輔(黒崎播磨)、小山裕太(トーエネック)がMGC切符。さらに、2レース合計タイムで出場権獲得となる「ワイルドカード」で、畔上和弥(トヨタ自動車)、河合代二(トーエネック)、大六野秀畝(旭化成)が出場権を得た。今大会では新たに9人がMGCに進むこととなった。

東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)は2時間9分46秒で今大会でのMGC出場権は獲得ならなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

次ページ 大阪マラソン2023上位成績をチェック

◇大阪マラソン2023(2月26日/大阪・大阪府庁前~大阪城公園) JMCシリーズG1でブダペスト世界選手権代表選考会となる大阪マラソン2023が行われた。優勝はエチオピアのH.キロスで2時間6分01秒だった。 10月15日に行われるパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を懸けたレース。日本人トップは西山和弥(トヨタ自動車)で2時間6分45秒をマークして6位に入った。7位に入った池田耀平(Kao)も2時間6分53秒で、ともに初マラソン日本最高(2時間7分31秒)を大きく上回り、新たにMGC出場権を獲得した。 8位に大塚祥平(九電工)、10位に定方俊樹(三菱重工)が入った。2人はすでにMGC出場権を持っている。さらに日本人5番手の11位に入った吉岡幸輝(中央発條)は2時間7分35秒でMGC切符をつかんだ。 2時間8分を切った作田将希(JR東日本)、土井大輔(黒崎播磨)、小山裕太(トーエネック)がMGC切符。さらに、2レース合計タイムで出場権獲得となる「ワイルドカード」で、畔上和弥(トヨタ自動車)、河合代二(トーエネック)、大六野秀畝(旭化成)が出場権を得た。今大会では新たに9人がMGCに進むこととなった。 東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)は2時間9分46秒で今大会でのMGC出場権は獲得ならなかった。 次ページ 大阪マラソン2023上位成績をチェック

大阪マラソン2023男子上位成績

優勝 H.キプロス(エチオピア) 2.06.01 2位 V.キプランガット(ウガンダ) 2.06.03 3位 A.シンブ(タンザニア) 2.06.19 4位 C.K.カマウ(NTN) 2.06.37 5位 S.モコカ(南アフリカ) 2.06.42 6位 西山和弥(トヨタ自動車) 2.06.45=初マラソン日本最高 7位 池田耀平(Kao) 2.06.53=初マラソン日本最高 8位 大塚祥平(九電工) 2.06.57 9位 M.ケセテ(エリトリア) 2.07.06 10位 定方俊樹(三菱重工) 2.07.24 11位 吉岡幸輝(中央発條) 2.07.28 ―以上、大会新― 12位 川内優輝(あいおいニッセイ同和損保) 2.07.35 13位 作田将希(JR東日本) 2.07.49 14位 E.ゲブレヒウェト(イタリア) 2.07.53 15位 土井大輔(黒崎播磨) 2.07.55 16位 O.アイトシタシェン(モロッコ) 2.07.57 17位 小山裕太(トーエネック) 2.07.57 18位 山口 武(西鉄) 2.07.58 19位 西 研人(大阪ガス) 2.08.11 20位 柏 優吾(東洋大) 2.08.11

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top