2023.02.24
トヨタ紡織の小島大明は、2月26日の大阪マラソンで引退することを自身のSNSで発表した。
小島は奈良・橿原高から龍谷大に進み、大学卒業後の2013年に入社した中央発條を経て、19年にトヨタ紡織へ移籍した32歳。龍谷大時代には関西インカレ10000m2位など活躍した。在学時の10000mベストは29分47秒59だったが、2017年には28分46秒65まで短縮。ハーフマラソンでは19年に1時間2分36秒をマークし、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)には通算7度出場している。
マラソンの自己記録は昨年2月の別府大分毎日マラソンでマークした2時間17分36秒。社会人10年目となる2022年度は自己記録を更新できなかったものの、今年1月には都道府県対抗男子駅伝の奈良県代表として6度目の出場を果たしていた(7区区間41位)。
小島は誕生日を迎えた今月14日に自身のブログで「選手としてマラソンを走ることは今しかできないこと。今後も走り続けれればレースにも出る機会はありますが、背負っているものは全く違います。それができる今を大切にしたいと思います」と、心境をつづっている。
次ページ 引退を表明した小島大明のSNS全文
引退を表明した小島大明のSNS全文
小島大明ブログ 奈良県出身・現役実業団ランナーの生き様いきなりですが今シーズンをもって競技を引退します。 実業団10年目いよいよこの時が来ました。 明日の大阪ハーフマラソンと大阪マラソンで区切りとなります。 奈良県の公立高校からここまで競技を続けれたことは誇りです。 今後のためにも一戦一戦しっかりと走ります! pic.twitter.com/WxiOgmkJBr
— Kojima Haruaki (@haruaking) January 28, 2023
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.29
齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位
第319回日体大長距離競技会初日が3月29日、神奈川・横浜市の同大学健志台キャンパス競技場で行われ、女子3000m障害で齋藤みう(日体大4)が日本歴代6位、学生歴代2位の9分41秒57をマークした。 齋藤のこれまでのベス […]
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報