HOME 海外

2023.02.20

ギリシャ室内選手権走幅跳はテントグルーが貫禄V イタリア60mで五輪金のジェイコブス破れる波乱
ギリシャ室内選手権走幅跳はテントグルーが貫禄V イタリア60mで五輪金のジェイコブス破れる波乱

男子走幅跳のテントグルー(ギリシャ)

先週は各国の室内選手権大会が行われ、各地でハイパフォーマンスに沸いている。

イタリア室内選手権の男子60m(19日)では23歳のS.チェッカレッリが6秒54で優勝。チェッカレッリは100mのベストが10秒45だが、東京五輪100m金メダルのM.ジェイコブス(6秒55で2位)を抑える金星をあげた。

ギリシャ室内選手権の男子走幅跳(18日)は東京五輪金メダル・オレゴン世界選手権銀メダルのM.テントグルーが8m20で快勝。テントグルーは2月15日に今季室内世界最高となる8m41を跳んでいる。男子棒高跳(18日)では東京五輪4位のE.カラリスが5m86のナショナルレコードで勝った。

スペイン室内選手権では男子三段跳(19日)でJ.A.ディアスが今季世界最高の17m59で制覇。室内のスペイン記録を樹立した。
スイス選手権では女子60mで昨年の室内世界選手権覇者のM.カンブンジが7秒03でV。妹のD.カンブンジも60mハードルを7秒81で制し、スイス記録を塗り替えた。男子走幅跳のオレゴン世界選手権銅メダリストで十種競技でも活躍するS.エーハンマーは走幅跳に出場し、7m98で優勝している。

ドイツ室内選手権では19年ドーハ世界選手権5000m銅メダリストのK.クロスターハルフェンが3000mを8分34秒89で制覇。セビリア室内選手権では女子走幅跳(18日)でM.ガルダセビッチが6m90の自己新V。昨年の世界室内優勝のI.ブレタは6m81で2位だった。

ポーランド室内選手権の女子400m(19日)N.カチマレクが50秒83で勝ち、自身の持つナショナルレコードを更新。ウクライナ室内選手権の女子走高跳(18日)は17年ロンドン世界選手権銀メダルのY.レフチェンコが1m96で勝利し、K.タバシュンキーが同記録ながら試技数差で2位となった。なお、オレゴン世界選手権銀メダリストのY.マフチフは出場していない。

広告の下にコンテンツが続きます

英国室内選手権は男子1500m(19日)でN.ゴーリーが3分41秒20で優勝。男子60m(18日)でR.プレスコッドが6秒54、女子60m(18日)はD.ネイタが7秒17でそれぞれ優勝した。

先週は各国の室内選手権大会が行われ、各地でハイパフォーマンスに沸いている。 イタリア室内選手権の男子60m(19日)では23歳のS.チェッカレッリが6秒54で優勝。チェッカレッリは100mのベストが10秒45だが、東京五輪100m金メダルのM.ジェイコブス(6秒55で2位)を抑える金星をあげた。 ギリシャ室内選手権の男子走幅跳(18日)は東京五輪金メダル・オレゴン世界選手権銀メダルのM.テントグルーが8m20で快勝。テントグルーは2月15日に今季室内世界最高となる8m41を跳んでいる。男子棒高跳(18日)では東京五輪4位のE.カラリスが5m86のナショナルレコードで勝った。 スペイン室内選手権では男子三段跳(19日)でJ.A.ディアスが今季世界最高の17m59で制覇。室内のスペイン記録を樹立した。 スイス選手権では女子60mで昨年の室内世界選手権覇者のM.カンブンジが7秒03でV。妹のD.カンブンジも60mハードルを7秒81で制し、スイス記録を塗り替えた。男子走幅跳のオレゴン世界選手権銅メダリストで十種競技でも活躍するS.エーハンマーは走幅跳に出場し、7m98で優勝している。 ドイツ室内選手権では19年ドーハ世界選手権5000m銅メダリストのK.クロスターハルフェンが3000mを8分34秒89で制覇。セビリア室内選手権では女子走幅跳(18日)でM.ガルダセビッチが6m90の自己新V。昨年の世界室内優勝のI.ブレタは6m81で2位だった。 ポーランド室内選手権の女子400m(19日)N.カチマレクが50秒83で勝ち、自身の持つナショナルレコードを更新。ウクライナ室内選手権の女子走高跳(18日)は17年ロンドン世界選手権銀メダルのY.レフチェンコが1m96で勝利し、K.タバシュンキーが同記録ながら試技数差で2位となった。なお、オレゴン世界選手権銀メダリストのY.マフチフは出場していない。 英国室内選手権は男子1500m(19日)でN.ゴーリーが3分41秒20で優勝。男子60m(18日)でR.プレスコッドが6秒54、女子60m(18日)はD.ネイタが7秒17でそれぞれ優勝した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.22

愛知製鋼にケニア出身の24歳サイモン・ガサ・ムンガイが加入

愛知製鋼は4月22日、サイモン・ガサ・ムンガイが新たに加入したとチームのSNSで発表した。 ケニア・マウセカンダリ高出身の24歳。ケニアでは昨年12月のケニアクロスカントリーシリーズ第6戦の10kmシニア男子で5位(32 […]

NEWS 東京世界陸上が朝日新聞社とスポンサー契約締結 報道、スポーツ支援の実績で貢献目指す

2025.04.22

東京世界陸上が朝日新聞社とスポンサー契約締結 報道、スポーツ支援の実績で貢献目指す

公益財団法人東京2025世界陸上財団は4月22日、朝日新聞社とスポンサー契約を締結したことを発表した。 朝日新聞社は1879年1月25日に創刊。以来、全国紙として国内外のさまざまなニュース、情報を発信してきたほか、スポー […]

NEWS セイコーGGP男子400m パリ五輪代表の佐藤拳太郎、佐藤風雅、中島佑気ジョセフ出場 海外勢は東京五輪4位チェリー参戦

2025.04.22

セイコーGGP男子400m パリ五輪代表の佐藤拳太郎、佐藤風雅、中島佑気ジョセフ出場 海外勢は東京五輪4位チェリー参戦

日本陸連は4月22日、セイコーゴールデングランプリ(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第7弾を発表した。 発表されたのは男子400m。日本勢は佐藤拳太郎(富士通)に加え、佐藤風雅(ミズノ)、中島佑気ジョセフ(富士通 […]

NEWS M&Aベストパートナーズがお披露目会!4月から選手10人で本格始動 神野大地「一枚岩になって戦っていく」

2025.04.22

M&Aベストパートナーズがお披露目会!4月から選手10人で本格始動 神野大地「一枚岩になって戦っていく」

株式会社M&Aベストパートナーズは4月21日、東京都内で同社の陸上部「MABPマーヴェリック」のお披露目会を開いた。 チームは2023年12月に発足。プロランナーとして活動する青学大OBの神野大地をプレイングマネージャー […]

NEWS 男子4×100mR代表にサニブラウン、鵜澤飛羽、西岡尚輝らが選出! 9月の世界陸上につながる一戦/世界リレー

2025.04.21

男子4×100mR代表にサニブラウン、鵜澤飛羽、西岡尚輝らが選出! 9月の世界陸上につながる一戦/世界リレー

日本陸連は4月21日、来月行われる世界リレーの代表メンバーを発表した。 大会は男女の4×100mリレー、4×400mリレー、そして男女混合の4×400mリレーの5種目を実施。日本からは男子4×100mリレーのみを派遣する […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top