HOME 国内

2023.02.19

U20世界選手権銀の大山藍が接戦制す 男子は浜田理温がV/U20選抜競歩
U20世界選手権銀の大山藍が接戦制す 男子は浜田理温がV/U20選抜競歩

2023年U20選抜競歩に優勝した大山藍(鹿児島女高)

2月19日、兵庫県神戸市の六甲アイランドで第34回U20選抜競歩が行われ、女子10kmは昨年のU20世界選手権10000m競歩銀メダリストの大山藍(鹿児島女高2鹿児島)が47分10秒で優勝した。

今大会から実施距離が5kmから10kmに延長された女子には70人がエントリー。序盤は大集団で進んだあと、3kmを過ぎてからは大山と昨年の輪島競歩高校5km優勝の石田さつき(大津商高3滋賀)のマッチレースにとなった。

途中で石田が引っ張る場面も見せたが、終盤は大山が先頭で主導権を握り、残り500mからスパートを仕掛けてトップでフィニッシュした。石田も最後まで食らいつき2秒差の47分12秒で続いた。

レース後、「久しぶりの10kmでしたが、しっかり最後まで歩くことができてよかったと思います」と話した大山。今季は秋に地元で鹿児島国体が行われることもあり、「国体では鹿児島代表としてトップ争いをしたい」と抱負を語った。

男子(10km)は7km過ぎで先頭に立った浜田理温(純真高3福岡)が42分15秒で優勝。長田悠吾(智辯カレッジ高3奈良)が42分31秒で2位となり、昨年のインターハイ優勝者の長田隼人(松山工高3愛媛)は42分38秒で3位に入った。

次は U20選抜競歩の上位成績

広告の下にコンテンツが続きます
2月19日、兵庫県神戸市の六甲アイランドで第34回U20選抜競歩が行われ、女子10kmは昨年のU20世界選手権10000m競歩銀メダリストの大山藍(鹿児島女高2鹿児島)が47分10秒で優勝した。 今大会から実施距離が5kmから10kmに延長された女子には70人がエントリー。序盤は大集団で進んだあと、3kmを過ぎてからは大山と昨年の輪島競歩高校5km優勝の石田さつき(大津商高3滋賀)のマッチレースにとなった。 途中で石田が引っ張る場面も見せたが、終盤は大山が先頭で主導権を握り、残り500mからスパートを仕掛けてトップでフィニッシュした。石田も最後まで食らいつき2秒差の47分12秒で続いた。 レース後、「久しぶりの10kmでしたが、しっかり最後まで歩くことができてよかったと思います」と話した大山。今季は秋に地元で鹿児島国体が行われることもあり、「国体では鹿児島代表としてトップ争いをしたい」と抱負を語った。 男子(10km)は7km過ぎで先頭に立った浜田理温(純真高3福岡)が42分15秒で優勝。長田悠吾(智辯カレッジ高3奈良)が42分31秒で2位となり、昨年のインターハイ優勝者の長田隼人(松山工高3愛媛)は42分38秒で3位に入った。 次は U20選抜競歩の上位成績

U20選抜競歩上位成績

<男子> 1位 浜田理温(純真高・福岡)    42分15秒 2位 長田悠吾(智辯カレッジ高・奈良)42分31秒 3位 長田隼人(松山工高・愛媛)   42分38秒 4位 福永伸之介(岡山大)      42分42秒 5位 守屋海斗(保土ヶ谷高・神奈川) 42分46秒 6位 向井優太郎(我孫子高・千葉)  42分47秒 7位 梅田和宏(大体大浪商高・大阪) 42分55秒 8位 鈴木 葵(我孫子高・千葉)   43分02秒 <女子> 1位 大山 藍(鹿児島女高・鹿児島) 47分10秒 2位 石田さつき(大津商高・滋賀)  47分12秒 3位 庄子理菜(常盤木学園高・宮城) 48分43秒 4位 田中彩貴(智辯カレッジ高・奈良)48分51秒 5位 淺野愛菜(コザ高・沖縄)    49分09秒 6位 山中日花里(宗像高・福岡)   49分16秒 7位 石川晴佳(鹿児島高・鹿児島)  49分31秒 8位 寺本瑛美(旭丘高・愛知)    49分48秒

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top