2月18日、豪州・バサーストで第44回世界クロスカントリー選手権が行われ、男子(10km)はJ.キプリモ(ウガンダ)が29分17秒で優勝を飾った。
先に行われた、U20や女子と同様に、ケニア、エチオピア、ウガンダの3国の選手が先導したレース。2kmを6分09秒と比較的落ち着いたペースで入ると、2周目からペースアップした。アップダウンやぬかるんだ砂地などタフなコースに、先頭集団から徐々にこぼれ落ちるサバイバルレースの様相を呈し、6km地点で優勝争いは11人に。
オレゴン世界選手権10000m金メダリストで優勝候補筆頭のJ.チェプテゲイ(ウガンダ)ら、世界大会メダリストたちがつば迫り合いを続ける中、残り1kmで仕掛けたのがキプリモだった。キプリモは上り坂でペースアップすると、チェプテゲイや、世界クロカンで過去2度の優勝を誇るG.カムウォロル(ケニア)などを引き離した。
ラスト1周の2kmを5分47秒でカバーしたキプリモは2位のB.アレガウィ(エチオピア)に9秒差をつけて快勝。2020年の世界ハーフマラソン選手権に続く世界タイトルを手にした。チェプテゲイが29分37秒で3位。カムウォロルは4位で続いた。
日本勢では吉田圭太(住友電工)の33分57秒で74位が最高。各国の上位4人の合計順位で争う団体戦はケニアが優勝し、日本は12位だった。
世界クロカン 男子レースダイジェスト
🇺🇬🇺🇬🇺🇬@jacobkiplimo2, take a bow 👏 #WorldCrossCountry pic.twitter.com/U5VMMeMeEz
— World Athletics (@WorldAthletics) February 18, 2023
世界クロカン 男子上位、日本人成績
1位 J.キプリモ(ウガンダ) 29分17秒 2位 B.アレガウィ(エチオピア)29分26秒 3位 J.チェプテゲイ(ウガンダ)29分37秒 74位 吉田圭太(住友電工) 33分57秒 81位 服部弾馬(NTT西日本) 34分26秒 91位 北村友也(OBRS) 36分10秒 99位 長谷川柊(Kao) 37分25秒 団体戦 1位 ケニア 22 2位 エチオピア33 3位 ウガンダ 37 12位 日本 345
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.16
2025.01.12
【テキスト速報】第43回都道府県対抗女子駅伝
-
2025.01.14
-
2025.01.12
-
2025.01.15
2024.12.22
早大に鈴木琉胤、佐々木哲の都大路区間賞2人が来春入学!女子100mH谷中、松田ら推薦合格
-
2024.12.22
-
2024.12.30
-
2025.01.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.01.17
西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録
1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.01.17
中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]
2025.01.17
栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表
日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]
2025.01.17
東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加
東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]
Latest Issue 最新号
2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝