2023.02.12
◇アジア室内選手権(2月10~12日/アスタナ・カザフスタン)
アジア室内選手権の最終日が行われ、男子七種競技は丸山優真(住友電工)が5801点で金メダル、奥田啓祐(第一学院高教)が5497点で銀メダルと、日本勢がワン・ツーを占めた。
4種目が行われた前日、丸山は奥田、ジャンリー・ウバス(フィリピン)と1種目ごとに首位が入れ替わる接戦のなか、トップのウバスと4点差の2位(3186点)で折り返す。
そして、この日最初の種目・60mハードルでただ1人8秒を切る7秒96で抜け出すと、続く棒高跳は3人そろって4m70だったため、リードを守って最終種目の1000mへ。丸山はここでもトップ争いを演じ、2分46秒38でフィニッシュしてそのまま逃げ切った。
大阪・信太高3年時の2016年に八種競技の高校記録(6214点)を樹立。日大1年の17年には十種競技(U20規格)でU20日本記録を更新するなど、190㎝を超える体格もあって大器として注目を集めてきた。
だが、19年に胸椎分離症を発症。日常生活もままならない状態となり、1年以上に渡る長いリハビリ生活を送った。
昨年に入って徐々に本来の力を発揮し始めたが、春の木南記念で日本歴代5位(当時)の7807点をマークした時に右手親指を日本選手権を欠場している。紆余曲折を経た丸山にとって、今大会は完全復活を大いにアピールする場となった。
奥田も最終種目の1000mを3分00秒95にまとめてウバスを逆転した。
昨年10月の中京大土曜競技会十種競技で、日本人3人目の8000点オーバー(8008点=日本歴代3位)を達成した実力を随所に見せた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.11.24
資生堂・五島が3人抜き&区間賞で首位へ!「みんなの想いを込めて走った」/クイーンズ駅伝
-
2024.11.24
-
2024.11.24
-
2024.11.24
-
2024.11.24
2024.11.20
【箱根駅伝2025名鑑】早稲田大学
2024.11.17
不破聖衣来が香港で10kmレースに出場 9位でフィニッシュ
-
2024.11.23
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
-
2024.11.10
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.24
資生堂・五島が3人抜き&区間賞で首位へ!「みんなの想いを込めて走った」/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、五島莉乃が快走を見せた資生堂がトップに立った […]
2024.11.24
日本郵政が首位浮上!1年目カロラインが抜け出す 22秒差で2位に積水化学、3位はパナソニック/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、インターナショナル区間の4区でトップに立った […]
2024.11.24
資生堂が逆転でトップに!エース・五島莉乃が快走 日本郵政・廣中が3秒差2位、積水化学3位/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、五島莉乃が快走を見せた資生堂がトップに立った […]
2024.11.24
積水化学・山本有真が2年連続区間新!「自分としては理想の走りができた」/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、2区で積水化学・山本有真が快走を見せた。 1 […]
2024.11.24
積水化学・田浦英理歌が1区トップで連覇へ勢い「最後まで粘り強い走りを心掛けた」/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、1区(7.0km)は積水化学・田浦英理歌が2 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会