HOME 国内

2023.02.12

近藤亮太が日本人トップの3位!日本歴代10位タイの1時間0分32秒/全日本実業団ハーフ
近藤亮太が日本人トップの3位!日本歴代10位タイの1時間0分32秒/全日本実業団ハーフ

23年全日本実業団ハーフ男子で日本人トップの近藤亮太(右から2人目)

◇第51回全日本実業団ハーフマラソン大会(2月12日/山口・維新みらいふスタジアム発着)

男子はジョセフ・カランジャ(愛知製鋼)が1時間0分25秒で優勝。近藤亮太(三菱重工)が日本歴代10位タイの1時間0分32秒で日本人トップの3位に入った。

レースは5kmを14分30秒、10km28分51秒、15km43分12秒で通過。その後も先頭集団は10人以上を数えたが、ジョセフがスパートし、20km通過は57分19秒で、2位集団と10秒差をつけた。

ジョセフはそのままフィニッシュ。2位争いは2秒差に5人が食い込む中、大分東明高出身のベヌエル・モゲニ(旭化成)が1時間0分32秒で先着し、わずかに遅れて近藤が入った。

近藤は長崎・島原高、順大出身の実業団1年目。高校時代はインターハイや全国高校駅伝の経験はなく、箱根駅伝は4年時に10区を務めた。これまでのハーフの自己ベストは1時間2分35秒で2分以上更新。トラックでは5000m13分47秒42、10000m28分51秒83の自己記録を持つ。

4位には茂木圭次郎(旭化成)が1時間0分33秒で入り、同タイムながら着差ありで今江勇人(GMOインターネットグループ)が5位。日本人4番手の7位にはベテランの佐藤悠基(SGホールディングス)が1時間0分35秒で食い込み、前回の全日本実業団ハーフでマークした自己記録を11秒更新した。

広告の下にコンテンツが続きます

次のページ 第51回全日本実業団ハーフの上位成績&男子ハーフ日本歴代10傑

◇第51回全日本実業団ハーフマラソン大会(2月12日/山口・維新みらいふスタジアム発着) 男子はジョセフ・カランジャ(愛知製鋼)が1時間0分25秒で優勝。近藤亮太(三菱重工)が日本歴代10位タイの1時間0分32秒で日本人トップの3位に入った。 レースは5kmを14分30秒、10km28分51秒、15km43分12秒で通過。その後も先頭集団は10人以上を数えたが、ジョセフがスパートし、20km通過は57分19秒で、2位集団と10秒差をつけた。 ジョセフはそのままフィニッシュ。2位争いは2秒差に5人が食い込む中、大分東明高出身のベヌエル・モゲニ(旭化成)が1時間0分32秒で先着し、わずかに遅れて近藤が入った。 近藤は長崎・島原高、順大出身の実業団1年目。高校時代はインターハイや全国高校駅伝の経験はなく、箱根駅伝は4年時に10区を務めた。これまでのハーフの自己ベストは1時間2分35秒で2分以上更新。トラックでは5000m13分47秒42、10000m28分51秒83の自己記録を持つ。 4位には茂木圭次郎(旭化成)が1時間0分33秒で入り、同タイムながら着差ありで今江勇人(GMOインターネットグループ)が5位。日本人4番手の7位にはベテランの佐藤悠基(SGホールディングス)が1時間0分35秒で食い込み、前回の全日本実業団ハーフでマークした自己記録を11秒更新した。 次のページ 第51回全日本実業団ハーフの上位成績&男子ハーフ日本歴代10傑

第51回全日本実業団ハーフマラソンの男子上位成績

●個人 1位 ジョセフ・カランジャ(愛知製鋼)1.00.25 2位 ベヌエル・モゲニ(旭化成)1.00.32 3位 近藤 亮太(三菱重工)1.00.32 4位 茂木圭次郎(旭化成)1.00.33 5位 今江 勇人(GMOインターネットグループ)1.00.33 6位 ムソニ・ムイル(JR東日本)1.00.34 7位 佐藤 悠基(SGホールディングス)1.00.35 8位 キサイサ・レダマ(Kao)1.00.36 ●団体戦(各チーム上位3人の順位合計で競う) 1位 旭化成 33 2位 愛知製鋼 34 3位 トヨタ紡織 78 ■男子ハーフマラソン 日本歴代10傑 1.00.00 小椋 裕介(ヤクルト) 2020. 2. 2 1.00.06 藤本  拓(トヨタ自動車) 2020. 2. 2 1.00.08 太田 智樹(トヨタ自動車) 2023. 2. 5 1.00.11 篠原倖太朗(駒大) 2023. 2. 5 1.00.17 設楽 悠太(Honda) 2017. 9.16 1.00.19 市田  孝(旭化成) 2021. 2.14 1.00.25 佐藤 敦之(中国電力) 2007.10.14 1.00.30 高橋 健一(富士通) 2000. 1.10 1.00.31 吉田 礼志(中央学大) 2023. 2. 5 1.00.32 菊地 賢人(コニカミノルタ) 2015. 2.15 1.00.32 近藤 亮太(三菱重工) 2023. 2.12

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top