HOME 国内

2023.02.05

駒大・篠原倖太朗が“山野超え”の1時間0分11秒!日本人学生最高!中央学大・吉田も歴代2位の1時間0分31秒/丸亀ハーフ
駒大・篠原倖太朗が“山野超え”の1時間0分11秒!日本人学生最高!中央学大・吉田も歴代2位の1時間0分31秒/丸亀ハーフ

丸亀ハーフで日本歴代4位、日本人学生最高の1時間0分11秒をマークした篠原倖太朗(駒大)

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月5日/香川・丸亀)

篠原倖太朗(駒大)が1時間0分11秒をマークし、昨年の全日本実業団ハーフマラソンで、2学年先輩の山野力がマークした日本人学生最高タイム(1時間0分40秒)を大幅に上回った。

5㎞を14分08秒、10㎞を28分04秒とハイペースで通過し、外国勢3人と太田智樹(トヨタ自動車)、篠原、吉田礼志(中央学大)の3人に絞られた。

日本勢は14㎞を前に外国勢に離されたが、15kmを42分18秒で通過し、やがて太田と篠原の一騎打ちに。20km手前で太田に離されたものの、篠原が日本記録に11秒と迫る歴代4位の好タイムで走り切った。

篠原は昨年4月の日本学生個人選手権5000mで優勝した実力者。ケガが多く、1年時の学生駅伝は出雲駅伝(1区8位)のみの出場となったが、今季は全日本大学駅伝5区区間2位、箱根駅伝3区区間2位と好走し、駒大の3冠へ貢献した。

なお、ハーフマラソンの学生日本人最高記録保持者は、2013年の村山謙太(現・旭化成)から昨年の山野、今回の篠原と、駒大の選手が続いている。

広告の下にコンテンツが続きます

学生2番手の吉田も、日本人学生歴代2位の1時間0分31秒。チームは箱根駅伝の出場権を得ることができなかったが、12月3日の日体大長距離競技会では10000mで今季日本人学生最高の27分58秒60をマークしていた。

篠原と吉田はともに千葉県出身の同学年で、2020年の千葉県高校駅伝1区では、富里高の篠原が区間2位、拓大紅陵高の吉田が区間6位という成績だった。

条件に恵まれ、1時間1分25秒の若林宏樹(青学大)ら1時間1分台も5名、1時間2分台も20人近くと、学生選手の好タイムが続出した。

◇香川丸亀国際ハーフマラソン(2月5日/香川・丸亀) 篠原倖太朗(駒大)が1時間0分11秒をマークし、昨年の全日本実業団ハーフマラソンで、2学年先輩の山野力がマークした日本人学生最高タイム(1時間0分40秒)を大幅に上回った。 5㎞を14分08秒、10㎞を28分04秒とハイペースで通過し、外国勢3人と太田智樹(トヨタ自動車)、篠原、吉田礼志(中央学大)の3人に絞られた。 日本勢は14㎞を前に外国勢に離されたが、15kmを42分18秒で通過し、やがて太田と篠原の一騎打ちに。20km手前で太田に離されたものの、篠原が日本記録に11秒と迫る歴代4位の好タイムで走り切った。 篠原は昨年4月の日本学生個人選手権5000mで優勝した実力者。ケガが多く、1年時の学生駅伝は出雲駅伝(1区8位)のみの出場となったが、今季は全日本大学駅伝5区区間2位、箱根駅伝3区区間2位と好走し、駒大の3冠へ貢献した。 なお、ハーフマラソンの学生日本人最高記録保持者は、2013年の村山謙太(現・旭化成)から昨年の山野、今回の篠原と、駒大の選手が続いている。 学生2番手の吉田も、日本人学生歴代2位の1時間0分31秒。チームは箱根駅伝の出場権を得ることができなかったが、12月3日の日体大長距離競技会では10000mで今季日本人学生最高の27分58秒60をマークしていた。 篠原と吉田はともに千葉県出身の同学年で、2020年の千葉県高校駅伝1区では、富里高の篠原が区間2位、拓大紅陵高の吉田が区間6位という成績だった。 条件に恵まれ、1時間1分25秒の若林宏樹(青学大)ら1時間1分台も5名、1時間2分台も20人近くと、学生選手の好タイムが続出した。

学生勢上位成績

篠原倖太朗(駒大2) 1.00.11 吉田礼志(中央学大2)1.00.31 若林宏樹(青学大2) 1.01.25 山本唯翔(城西大3) 1.01.34 山川拓馬(駒大1)  1.01.36 高山豪起(國學院大1)1.01.42 伊藤大志(早大2)  1.01.50 菖蒲敦司(早大3)  1.02.00 塩手翔太(青学大1) 1.02.01 青木瑠郁(國學院大1)1.02.02

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.16

上海ハーフに前回8位の太田蒼生、國學院大・上原琉翔、青学大の黒田然らエントリー

4月20日に行われる上海ハーフマラソン(4月20日)のエントリーが発表されており、プロランナーとなった青学大卒の太田蒼生(GMOインターネットグループ)が登録した。太田は青学大時代、4年連続で箱根駅伝に出走。3年時は3区 […]

NEWS ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー

2025.04.16

ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第1戦となる厦門大会(中国/4月26日)のエントリーリストが発表された。 男子110mハードルには、ブダペスト世界選手権5位の泉谷駿介(住友電工)と、パリ五輪5位の村竹ラシッド(JA […]

NEWS 人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用
PR

2025.04.16

人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用

全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]

NEWS 東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

2025.04.16

東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

日本陸連は4月16日、東京世界選手権の競歩代表9名を発表した。 男子20kmは2月の日本選手権を1時間16分10秒の世界新で制した山西利和(愛知製鋼)が4大会連続の代表に内定済みで、同2、3位の丸尾知司(愛知製鋼)、吉川 […]

NEWS 「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

2025.04.16

「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top