HOME 国内

2023.02.05

田中希実が米国・ボストンで今季初戦 室内1マイルで4分28秒94の日本新!
田中希実が米国・ボストンで今季初戦 室内1マイルで4分28秒94の日本新!

田中希実(22年日本選手権)

2月4日、米国・ボストンで世界陸連(WA)ツアー・ゴールド第2戦のニューバランス・グランプリが行われ、女子1マイルに出場した田中希実(豊田自動織機)が4分28秒94の日本新記録をマークした。

昨年12月10日のエディオンエディオン・ディスタンスチャレンジ以来のレースとなった田中は、2023年の初戦を米国で迎えた。昨年の世界室内1500m7位のH.マクリーン(米国)らなど実力者が顔をそろえる中、5~6番手のポジションでレースを進め、800mを2分11秒で通過。先頭がペースを上げると、徐々にポジションを落としたものの、8位でフィニッシュした。

日本では1マイル(1609.3m)のレースはほとんど行われていないが、フィニッシュタイムは02年に田村育子(グローバリー)が樹立した4分34秒81の日本記録を大幅に更新するもの。1500mでの通過タイム4分09秒09も、昨年の世界室内選手権で自身が出した4分12秒31の日本記録を上回った。

また、男子800mには日本記録保持者の源裕貴(NTN)が出場。1分52秒94で8位だった。

次は 田中の2023年初戦となった女子1マイルのレース

2月4日、米国・ボストンで世界陸連(WA)ツアー・ゴールド第2戦のニューバランス・グランプリが行われ、女子1マイルに出場した田中希実(豊田自動織機)が4分28秒94の日本新記録をマークした。 昨年12月10日のエディオンエディオン・ディスタンスチャレンジ以来のレースとなった田中は、2023年の初戦を米国で迎えた。昨年の世界室内1500m7位のH.マクリーン(米国)らなど実力者が顔をそろえる中、5~6番手のポジションでレースを進め、800mを2分11秒で通過。先頭がペースを上げると、徐々にポジションを落としたものの、8位でフィニッシュした。 日本では1マイル(1609.3m)のレースはほとんど行われていないが、フィニッシュタイムは02年に田村育子(グローバリー)が樹立した4分34秒81の日本記録を大幅に更新するもの。1500mでの通過タイム4分09秒09も、昨年の世界室内選手権で自身が出した4分12秒31の日本記録を上回った。 また、男子800mには日本記録保持者の源裕貴(NTN)が出場。1分52秒94で8位だった。 次は 田中の2023年初戦となった女子1マイルのレース

ニューバランスGP女子1マイル

女子1マイルのレース(@youtube)

女子500mではF.ボルが世界最高をマーク

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]

NEWS 女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

2025.03.29

女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会女子やり投で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世 […]

NEWS 鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]

NEWS 走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]

NEWS 編集部コラム「いつのまにか700号超え」

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top