HOME 駅伝

2023.01.22

東京が8年ぶりトップ3!3人抜きのアンカー嶋津雄大「後半勝負の作戦がハマりました」/都道府県男子駅伝
東京が8年ぶりトップ3!3人抜きのアンカー嶋津雄大「後半勝負の作戦がハマりました」/都道府県男子駅伝

3位でフィニッシュテープを切る東京のアンカー・嶋津雄大(創価大)

◇第28回全国都道府県男子駅伝(1月22日/広島・平和記念公園前発着:7区間48km)
3年ぶりの開催となった第28回全国都道府県男子駅伝が行われ、東京が2時間18分20秒で2015年以来の好成績となる3位だった。

1区から安定感が光るタスキリレーだった。1区の鈴木耕太郎(國學院久我山高)が8位で好スタートを切ると、2区の森啓太(竹の塚中)と3区の茂木圭次郎(旭化成)はともに区間11位で7位に浮上。4区の尾熊迅斗(東京実高)は順位こそ変動はなかったものの、区間3位と好走した。

5000m13分台を持つ5区の田中純(城西高)で6位に浮上すると、6区の貝塚祐(竹の塚中)も順位をキープ。最後はアンカーの嶋津雄大(創価大)が3人を抜き去り、3位まで押し上げた。

全身を投げ出すような勢いでフィニッシュテープを切った嶋津は「後半勝負を仕掛けられれば何人か拾えると思っていたので、それがうまくハマりました」とコメント。ただし、目標の優勝に届かなかったことについては、「5年前(高校3年時)に走った時も優勝を目指して叶わなかったので、そのリベンジと思って走ったのですが、そう簡単にはいかないですね」と悔しそうな表情を見せた。

大会前からチームの雰囲気が良かったようで、「中高生もいい選手がそろっていて、キャプテンの茂木さんもみんなのことを思っているのが伝わるような素晴らしい方。6人がいい走りをしてくれたので、自分も負けられないなと思って走り出しました」と、嶋津はチームメイトに感謝の気持ちを述べた。

区間賞獲得者はゼロ。全員でつかんだ8年ぶりの3位だった。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第28回全国都道府県男子駅伝(1月22日/広島・平和記念公園前発着:7区間48km) 3年ぶりの開催となった第28回全国都道府県男子駅伝が行われ、東京が2時間18分20秒で2015年以来の好成績となる3位だった。 1区から安定感が光るタスキリレーだった。1区の鈴木耕太郎(國學院久我山高)が8位で好スタートを切ると、2区の森啓太(竹の塚中)と3区の茂木圭次郎(旭化成)はともに区間11位で7位に浮上。4区の尾熊迅斗(東京実高)は順位こそ変動はなかったものの、区間3位と好走した。 5000m13分台を持つ5区の田中純(城西高)で6位に浮上すると、6区の貝塚祐(竹の塚中)も順位をキープ。最後はアンカーの嶋津雄大(創価大)が3人を抜き去り、3位まで押し上げた。 全身を投げ出すような勢いでフィニッシュテープを切った嶋津は「後半勝負を仕掛けられれば何人か拾えると思っていたので、それがうまくハマりました」とコメント。ただし、目標の優勝に届かなかったことについては、「5年前(高校3年時)に走った時も優勝を目指して叶わなかったので、そのリベンジと思って走ったのですが、そう簡単にはいかないですね」と悔しそうな表情を見せた。 大会前からチームの雰囲気が良かったようで、「中高生もいい選手がそろっていて、キャプテンの茂木さんもみんなのことを思っているのが伝わるような素晴らしい方。6人がいい走りをしてくれたので、自分も負けられないなと思って走り出しました」と、嶋津はチームメイトに感謝の気持ちを述べた。 区間賞獲得者はゼロ。全員でつかんだ8年ぶりの3位だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.17

【大会結果】第6回U18アジア選手権(2025年4月15日~18日)

【大会結果】第6回U18アジア選手権(2025年4月15日~18日/サウジアラビア・ダンマーム) 男子 100m(+2.3) 金 清水空跳(星稜高2石川) 10秒38 銀 代泓宇(中国)     10秒39 銅 古綽峰( […]

NEWS 末續慎吾ら参加の「アースグランプリ」が5月に香川で初開催 本気のレースとイベントが共存

2025.04.17

末續慎吾ら参加の「アースグランプリ」が5月に香川で初開催 本気のレースとイベントが共存

アースグランプリ実行委員会は5月17、18日に「アースグランプリ2025Kagawa」を観音寺総合運動公園陸上競技場で開催すると発表した。 同委員会は男子棒高跳の2016年リオデジャネイロ五輪代表の荻田大樹さんが委員長を […]

NEWS 日本体育施設が「作業者の健康を守るため」新たな環境対応型ウレタン材開発 陸上トラックなどに活用

2025.04.17

日本体育施設が「作業者の健康を守るため」新たな環境対応型ウレタン材開発 陸上トラックなどに活用

スポーツ施設の施工・管理・運営を専門とする日本体育施設株式会社が今年1月28日に、同社が開発した環境対応型ポリウレタン系表層材料「レオタンS」が国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されたことを発表した。 […]

NEWS プーマ史上最速・最軽量の新作ランニングシューズ「FAST-R NITRO™ ELITE 3」が4月25日より数量限定発売!

2025.04.17

プーマ史上最速・最軽量の新作ランニングシューズ「FAST-R NITRO™ ELITE 3」が4月25日より数量限定発売!

プーマ ジャパンは4月17日、ブランド史上最速のランニングシューズ「FAST-R NITRO™ ELITE 3(ファスト アール ニトロ エリート 3)」を4月25日より数量限定で発売することを発表した。 FAST-R […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―93年シュツットガルト―男子マイルリレーで米国が驚異的な世界新!マラソン浅利純子が日本女子初の金

2025.04.17

【世界陸上プレイバック】―93年シュツットガルト―男子マイルリレーで米国が驚異的な世界新!マラソン浅利純子が日本女子初の金

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top