2023.01.08
1月8日に放送された「リポビタンスペシャル 超プロ野球ULTRA」(読売テレビ)に、男子短距離の桐生祥秀(日本生命)と、多田修平(住友電工)、上山紘輝(同)が出演。昨年に続いてプロ野球選手と50m勝負を行った。
昨年の同番組では桐生と小池祐貴(住友電工)という9秒台スプリンター2人が出演し、塩見泰隆(ヤクルトスワローズ)らと走って小池、桐生がプロ野球を抑えて話題となった。
今回は100m10秒01を持つ東京五輪代表の多田と、オレゴン世界選手権200m代表・上山がプロ野球選手たちと激突。昨年は陸上ルールの「オンユアマーク、セット」でスタートしたが、桐生の発案で、新たに野球の「リード」姿勢のように横向きで並び、ライトの点灯を合図にスタートする方式に。リベンジに燃えるプロ野球選手たちに、桐生がアドバイスを送った。
多田は室内60mで6秒56を持つようにスタートからの加速を得意としているだけに負けられない一戦だが、スタートから飛び出したのは並木秀尊(ヤクルトスワローズ)。獨協大時代には手動計測で全中2冠の経験もある五十幡亮汰(中大、現・北海道日本ハムファイターズ)を上回るタイムを出したこともある並木は、快足を飛ばしてリードする。
上山が並びかけたフィニッシュ手前、最後は外から多田が一気にまくって陸上日本代表の“貫禄”を見せた。多田が6秒02で、並木はなんと上山に0.01秒先着する6秒06をマーク。プロ野球選手2番目が6秒31の髙部瑛斗(千葉ロッテマリーンズ)だったことを考えれば、並木のスピードの高さがうかがえる。多田は「初速が違う。全力でいかないと負けるなと思った」とプロ野球選手の加速力に舌を巻く。桐生は「野球選手は30mまでが速い。あとちょっとでした」と振り返った。
2020年から桐生は自身が企画した50m対決イベント「Sprint 50 Challenge」を各地で開催。子供たちや他競技などと50m競走を通して走ることの楽しさを伝えている。
【ことしも陸上×プロ野球 50mガチンコ勝負 再び!】 あす8日(日)放送の新春スポーツ特番「超プロ野球ULTRA」の超目玉対決 ULTRAスプリントマッチ。 去年は陸上の桐生、小池がぶっちぎったこの勝負、プロ野球有利にルール変更があったとか… 受けて立つ #多田修平 と #上山紘輝 果たして結果は? pic.twitter.com/P3ri2eEFr0
— あすリートチャンネル【公式】 (@ATHlete_ytv) January 7, 2023
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.11.22
田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設
2024.11.21
早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結
2024.11.21
立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.17
不破聖衣来が香港で10kmレースに出場 9位でフィニッシュ
2024.11.20
【箱根駅伝2025名鑑】早稲田大学
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.22
田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設
来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]
2024.11.21
早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結
11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]
2024.11.21
立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン
第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]
2024.11.20
M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」
神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]
2024.11.20
第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑
・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会