第99回箱根駅伝(2023年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。
出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに2位と絶好調の國學院大は、チームの主軸を担う中西大翔(4年)、伊地知賢造(3年)、平林清澄(2年)、山本歩夢(2年)の四本柱が順当にエントリーされた。
また、過去に6区で好走している島﨑慎愛(4年)も名前を連ねる。前回は直前のケガで走れなかっただけに、ここから本番まで万全を期したいところだ。
さらに、ルーキーから4人がエントリーされた。全日本5区区間賞の青木瑠郁、沖縄初の5000m13分台高校生ランナーとして注目された上原琉翔、大学に入学して早々に10000m28分台をマークした嘉数純平、11月の上尾シティハーフで1時間2分台の好記録で走った高山豪起と、いずれも即戦力として期待が寄せられている。
箱根経験者では前回6区の原秀寿が外れた。中西唯翔(4年)も出走ならず。その他にも、ハーフマラソンで1時間3分台のタイムを持つ選手でも、メンバー入りできないほど戦力が充実している。
四本柱はいずれもハーフマラソンで大きな実績があり、箱根の主要区間でも区間上位が期待できる。さらに、脇を固める選手層も厚く、うまく流れに乗れれば頂点が見える。駒大の三冠を阻む一番手となるかもしれない。
12月29日に区間エントリー10人と補員6人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。
●國學院大のエントリー選手は次ページ
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