HOME 国内

2022.12.04

一般参加・中村祐紀が2時間8分29秒で優勝!2位山本翔馬、3位橋本崚までがMGC出場権獲得/防府読売マラソン
一般参加・中村祐紀が2時間8分29秒で優勝!2位山本翔馬、3位橋本崚までがMGC出場権獲得/防府読売マラソン

防府読売マラソンで優勝した中村祐紀(写真は2021年)

◇第53回防府読売マラソン(12月4日/山口・キリンレモンスタジアムソルトアリーナ防府前県道~キリンレモンスタジアム陸上競技場)

ブダペスト世界選手権選考会およびパリ五輪選考会であるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)切符を懸けた第53回防府読売マラソンが行われ、一般参加の中村祐紀(住友電工)が2時間8分29秒で優勝。MGC出場権獲得条件である「2時間10分以内での日本人3位以内」をクリアし、パリ五輪への第一関門を突破した。

気温17.4度と12月としては気温の高いコンディションでスタート。10km通過は30分22秒、20kmは1時間0分46秒、30kmは1時間31分15秒とほぼ一定ペースで推移したが、ここで中村が集団から抜け出す。中村は35kmから40kmを15分01秒までペースアップし、フィニッシュでは2位に23秒差をつけた。

中村は青学大卒の27歳。学生時代は箱根駅伝優勝メンバーとして活躍し、在学中からマラソンに取り組んでいた。これまでの自己記録は昨年2月のびわ湖毎日マラソンで出した2時間10分48秒で、自身初のサブテン(2時間10分切り)となった。

2位は2時間8分52秒で自己記録を26秒更新した山本翔馬(NTT西日本)。3位には同じく自己記録を17秒上回った橋本崚(GMOインターネットグループ)が入り、ここまでの上位3名がMGC出場権を獲得した。

第53回防府読売マラソン上位成績
1位 中村祐紀(住友電工)2.08.29
2位 山本翔馬(NTT西日本)2.08.52
3位 橋本 崚(GMOインターネットグループ)2.09.12
4位 國行麗生(大塚製薬)2.09.21
5位 畔上和弥(トヨタ自動車)2.09.27
6位 市山 翼(小森コーポレーション)2.09.43
7位 竹内竜真(日立物流)2.11.07
8位 坪内淳一(黒崎播磨)2.11.37

◇第53回防府読売マラソン(12月4日/山口・キリンレモンスタジアムソルトアリーナ防府前県道~キリンレモンスタジアム陸上競技場) ブダペスト世界選手権選考会およびパリ五輪選考会であるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)切符を懸けた第53回防府読売マラソンが行われ、一般参加の中村祐紀(住友電工)が2時間8分29秒で優勝。MGC出場権獲得条件である「2時間10分以内での日本人3位以内」をクリアし、パリ五輪への第一関門を突破した。 気温17.4度と12月としては気温の高いコンディションでスタート。10km通過は30分22秒、20kmは1時間0分46秒、30kmは1時間31分15秒とほぼ一定ペースで推移したが、ここで中村が集団から抜け出す。中村は35kmから40kmを15分01秒までペースアップし、フィニッシュでは2位に23秒差をつけた。 中村は青学大卒の27歳。学生時代は箱根駅伝優勝メンバーとして活躍し、在学中からマラソンに取り組んでいた。これまでの自己記録は昨年2月のびわ湖毎日マラソンで出した2時間10分48秒で、自身初のサブテン(2時間10分切り)となった。 2位は2時間8分52秒で自己記録を26秒更新した山本翔馬(NTT西日本)。3位には同じく自己記録を17秒上回った橋本崚(GMOインターネットグループ)が入り、ここまでの上位3名がMGC出場権を獲得した。 第53回防府読売マラソン上位成績 1位 中村祐紀(住友電工)2.08.29 2位 山本翔馬(NTT西日本)2.08.52 3位 橋本 崚(GMOインターネットグループ)2.09.12 4位 國行麗生(大塚製薬)2.09.21 5位 畔上和弥(トヨタ自動車)2.09.27 6位 市山 翼(小森コーポレーション)2.09.43 7位 竹内竜真(日立物流)2.11.07 8位 坪内淳一(黒崎播磨)2.11.37

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.07

順大・澤木啓祐氏が名誉総監督を退任 本人の申し出を受け

9月6日、順天堂大学スポーツ健康科学部はホームページに「順天堂大学陸上競技部に関する報道について」と題したリリースを公開。同大学陸上部名誉総監督の澤木啓祐氏が退任することが発表された。 この件は、一部報道で同大学陸上部指 […]

NEWS ヤマダホールディングスが10月のプリンセス駅伝欠場を発表

2024.09.06

ヤマダホールディングスが10月のプリンセス駅伝欠場を発表

9月6日、ヤマダホールディングスは10月20日に開催予定の第10回全⽇本実業団対抗⼥⼦駅伝予選会(プリンセス駅伝)を欠場することを発表した。 チームは11月の全⽇本実業団対抗⼥⼦駅伝(クイーンズ駅伝)での上位入賞を目標に […]

NEWS チェベトが女子5000mで14分09秒52 男子1500mはヌグセがインゲブリグトセンを抑える/DLチューリヒ

2024.09.06

チェベトが女子5000mで14分09秒52 男子1500mはヌグセがインゲブリグトセンを抑える/DLチューリヒ

9月5日、ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦のヴェルトクラッセ・チューリッヒがスイス・チューリヒで開催され、女子5000mでは、パリ五輪金メダルのB.チェベト(ケニア)が今季世界最高、パフォーマンス世界歴代7位の14分0 […]

NEWS 田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

2024.09.06

田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)シリーズ最終戦となる第14戦・チューリヒ大会(スイス)が9月6日に行われ、女子5000mの田中希実(New Balance)が14分49秒95で7位に入った。この記録で、来年の東京世 […]

NEWS 女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる

2024.09.05

女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる

ウガンダのオリンピック委員会(UOC)は9月4日、パリ五輪女子マラソン代表のレベッカ・チェプテゲイが死去したことを発表した。 チェプテゲイは9月2日、トレーニング先のケニアにおいて交際相手の男と口論となった末に、男からガ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年9月号 (8月9日発売)

2024年9月号 (8月9日発売)

速報 パリ五輪
大盛況 福岡IH
久保凛 日本新特集!

page top