2022.11.13
13日に東京・駒沢オリンピック公園競技場を発着とした世田谷246ハーフマラソンが開催され、ピーター・カマウ(国士大)が1時間2分43秒で制した。日本人トップの2位は1時間3分04秒の田中悠登(青学大)が食い込んだ。
前回優勝の田中は2年連続の表彰台。「昨年優勝することができ、1年間力をつけて臨みました。昨年はたまたま優勝できましたが、今年は狙いに行っての日本人トップでした」とコメント。一番上りの厳しいポイントで原晋監督らチームスタッフがいたようで、「みんなの応援と同期の若林宏樹に上りの走り方を教えてもらったお陰です」と、勝負どころで後続との差を広げた。
昨年の箱根駅伝は16人のエントリーメンバーに選ばれたものの、10区の付き添いに回って悔しい思いを経験した。「その経験を糧にここまでがんばった。箱根駅伝で優勝するために故障なく練習を継続したいと思います」と、初の箱根路出走へ意欲を示した。
優勝したカマウは「暑くてコンディションは良くなかった」と話すものの、積極的な走りで2位以下を突き放して初優勝。来日2年目で日本にも慣れてきたようで、「国士舘のみんなは優しい。ベリーグッド」とコメント。箱根駅伝に向けては「3区で区間賞を狙いたい」と話し、イェゴン・ヴィンセント(東京国際大)の持つ区間記録(59分25秒/21.3km)更新にも意欲を見せた。
3位は吉本真啓(駒大)で1時間3分31秒。その他にも箱根駅伝出場を目指す選手たちが実戦の場でアピールした。
◆世田谷246ハーフマラソン上位成績
1位 P.カマウ(国士大) 1時間2分43秒
2位 田中悠登(青学大) 1時間3分04秒
3位 吉本真啓(駒大) 1時間3分31秒
4位 I.エバンス(サンベルクス)1時間3分40秒
5位 横山魁哉(創価大) 1時間3分57秒
6位 小林亮太(東洋大) 1時間4分05秒
7位 中園慎太朗(法大) 1時間4分12秒
8位 漆畑瑠人(明大) 1時間4分13秒
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.18
編集部コラム「20年とカツ丼」
2025.04.18
円盤投・湯上剛輝が62m52のビッグスロー!7年ぶりの自己新「まだチャンスはある」
-
2025.04.18
-
2025.04.17
-
2025.04.17
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.13
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.03.23
-
2025.04.01
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.18
編集部コラム「20年とカツ丼」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.04.18
アディダス アディゼロから「ADIZERO BOSTON 13」が新登場!5月1日より数量限定で発売!
アディダス ジャパンは4月18日、ランニングシリーズ「アディゼロ」より「ADIZERO BOSTON 13(アディゼロ ボストン 13)」を5月1日に限定カラーモデル「ADIZERO BOSTON 13 EQT」を数量限 […]
2025.04.18
円盤投・湯上剛輝が62m52のビッグスロー!7年ぶりの自己新「まだチャンスはある」
男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が4月17日に米国で行われたオクラホマ・スロー・シリーズに出場し、日本歴代2位タイとなる62m52を投げた。 湯上は1投目ファウルのあと、55m71、57m70と序盤は苦戦したが、4投 […]
2025.04.18
やり投・ディーン元気が兵庫リレーカーニバルを欠場 1500mドルーリー朱瑛里らも
日本グランプリシリーズの兵庫リレーカーニバルの主催者は、男子やり投のディーン元気(ミズノ)が欠場すると発表した。ディーンは昨年のパリで、12年ロンドン以来となる五輪出場を果たし、ダイヤモンドリーグでのファイナルに進むなど […]
2025.04.18
ダイヤモンドリーグ柯橋のエントリー発表!女王・北口榛花が中国で今季初戦!5000mに佐藤圭汰が初参戦
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第2戦の上海・柯橋(中国)のエントリー選手が発表された。 女子やり投には昨年のパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)が登録。連覇が懸かる東京世界選手権に向けて、これが今シーズン初戦 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)