HOME 国内

2022.11.04

福岡国際マラソン2022の招待選手発表!!河合代二、宮脇千博、村山謙太らがエントリー!前身の福岡国際を継承し、今年新たにスタート
福岡国際マラソン2022の招待選手発表!!河合代二、宮脇千博、村山謙太らがエントリー!前身の福岡国際を継承し、今年新たにスタート

ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1「福岡国際マラソン2022」(12月4日)の招待選手18名が11月4日に発表された。

招待選手の日本勢は、2時間8分31秒の河合代二(トーエネック)が持ちタイムトップ。トヨタ自動車の宮脇千博と大石港与、久保和馬(西鉄)、旭化成の村山謙太と市田孝らが名を連ねた。

海外勢は、15年北京世界選手権銀メダリストのイエマネ・ツェガエ(エチオピア)が全選手中トップの自己ベスト2時間4分48秒を持ち、09年、11年世界選手権を連覇したアベル・キルイ(ケニア)、日本の実業団に所属するマイケル・ギザエ(スズキ/ケニア)、ジェームス・ルンガル(中央発條/同)らがエントリーした。

レースは同日12時10分にスタート。コースは平和台陸上競技場発着、福岡市西南部を周回し、香椎折り返しの「福岡朝日国際マラソンコース」で行われる。

同大会は昨年12月に幕を下ろした「福岡国際マラソン選手権大会」の後継大会として、今年から新設された。

前身の福岡国際マラソンは「日本マラソンの父」金栗四三の功績を称え、1947年に「金栗賞朝日マラソン」として熊本で産声を上げ、1974年(28回大会)から「福岡国際マラソン」としてコースを変えながら続けられてきた。世界トップランナーが多く出場し、陸上世界遺産とも言える「ヘリテージプラーク」にも選出されている。昨年3月に経済面や注目度低下を理由に「継続は困難」とし、第75回大会(昨年12月5日開催)を持って幕が下ろされることが決定。だが、今年3月に後継大会が開催されることが決まった。

広告の下にコンテンツが続きます

今大会は前身大会と同様、世界陸連「エリートラベル」となり、来年のブダペスト世界選手権と杭州アジア大会の日本代表選考会を兼ねているほか、2024年パリ五輪マラソン代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権も懸けたレースとなる。

なお、すでにMGC出場権を獲得した選手を除く日本人1~3位は2時間10分以内、同4~6位は2時間9分以内、または2時間8分以内を出すか、2レース平均で2時間10分以内を出した選手がMGC切符を獲得できる。

■福岡国際マラソン2022 招待選手 右は自己ベスト ※はハーフマラソン
イエマネ・ツェガエ(エチオピア) 2.04.48
アベル・キルイ(ケニア) 2.05.04
ケネス・ケター(ケニア) 2.06.05
サイラス・トー(ケニア) 2.06.32
マル・テフェリ(イスラエル) 2.06.58
マイケル・ギザエ(スズキ) 2.07.51
ジェームス・ルンガル(中央発條) 2.08.25
バイエリン・イエグゾー(エチオピア) 2.08.28
河合代二(トーエネック) 2.08.31
宮脇千博(トヨタ自動車) 2.08.45
久保和馬(西鉄) 2.08.48
大石港与(トヨタ自動車) 2.08.52
村山謙太(旭化成) 2.08.56
赤﨑 暁(九電工) 2.09.17
細谷翔馬(天童市役所) 2.09.18
ブレット・ロビンソン(オーストラリア) 2.09.52
市田 孝(旭化成) 2.12.32
ヴィンセント・ライモイ(スズキ) 59.51※

ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1「福岡国際マラソン2022」(12月4日)の招待選手18名が11月4日に発表された。 招待選手の日本勢は、2時間8分31秒の河合代二(トーエネック)が持ちタイムトップ。トヨタ自動車の宮脇千博と大石港与、久保和馬(西鉄)、旭化成の村山謙太と市田孝らが名を連ねた。 海外勢は、15年北京世界選手権銀メダリストのイエマネ・ツェガエ(エチオピア)が全選手中トップの自己ベスト2時間4分48秒を持ち、09年、11年世界選手権を連覇したアベル・キルイ(ケニア)、日本の実業団に所属するマイケル・ギザエ(スズキ/ケニア)、ジェームス・ルンガル(中央発條/同)らがエントリーした。 レースは同日12時10分にスタート。コースは平和台陸上競技場発着、福岡市西南部を周回し、香椎折り返しの「福岡朝日国際マラソンコース」で行われる。 同大会は昨年12月に幕を下ろした「福岡国際マラソン選手権大会」の後継大会として、今年から新設された。 前身の福岡国際マラソンは「日本マラソンの父」金栗四三の功績を称え、1947年に「金栗賞朝日マラソン」として熊本で産声を上げ、1974年(28回大会)から「福岡国際マラソン」としてコースを変えながら続けられてきた。世界トップランナーが多く出場し、陸上世界遺産とも言える「ヘリテージプラーク」にも選出されている。昨年3月に経済面や注目度低下を理由に「継続は困難」とし、第75回大会(昨年12月5日開催)を持って幕が下ろされることが決定。だが、今年3月に後継大会が開催されることが決まった。 今大会は前身大会と同様、世界陸連「エリートラベル」となり、来年のブダペスト世界選手権と杭州アジア大会の日本代表選考会を兼ねているほか、2024年パリ五輪マラソン代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権も懸けたレースとなる。 なお、すでにMGC出場権を獲得した選手を除く日本人1~3位は2時間10分以内、同4~6位は2時間9分以内、または2時間8分以内を出すか、2レース平均で2時間10分以内を出した選手がMGC切符を獲得できる。 ■福岡国際マラソン2022 招待選手 右は自己ベスト ※はハーフマラソン イエマネ・ツェガエ(エチオピア) 2.04.48 アベル・キルイ(ケニア) 2.05.04 ケネス・ケター(ケニア) 2.06.05 サイラス・トー(ケニア) 2.06.32 マル・テフェリ(イスラエル) 2.06.58 マイケル・ギザエ(スズキ) 2.07.51 ジェームス・ルンガル(中央発條) 2.08.25 バイエリン・イエグゾー(エチオピア) 2.08.28 河合代二(トーエネック) 2.08.31 宮脇千博(トヨタ自動車) 2.08.45 久保和馬(西鉄) 2.08.48 大石港与(トヨタ自動車) 2.08.52 村山謙太(旭化成) 2.08.56 赤﨑 暁(九電工) 2.09.17 細谷翔馬(天童市役所) 2.09.18 ブレット・ロビンソン(オーストラリア) 2.09.52 市田 孝(旭化成) 2.12.32 ヴィンセント・ライモイ(スズキ) 59.51※

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」

日本陸連は3月26日に行われた理事会で、暑熱環境下における大会運営に対しての考えを示した。 日本陸連の田﨑博道専務理事は、最近の気候変動の大きさに触れたうえで、特に夏の競技会について「暑熱環境下で競技をすることの危険性は […]

NEWS 東京世界陸上へ吉田祐也、佐藤早也伽ら「日本のマラソン界で一番元気のある選手」選考レースの結果重視で選出

2025.03.26

東京世界陸上へ吉田祐也、佐藤早也伽ら「日本のマラソン界で一番元気のある選手」選考レースの結果重視で選出

日本陸連は3月26日に理事会が開催され、東京世界選手権マラソン代表5名を発表した。 男子は選考レースの成績から吉田祐也(GMOインターネットグループ)と近藤亮太(三菱重工)が選出。女子は安藤友香(しまむら)、小林香菜(大 […]

NEWS 日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施

2025.03.26

日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施

日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)の大会要項ならびに競技実施日を発表した。 今年の日本選手権は9月に行われる東京世界選手権の選考会を兼ねて実施される。昨年まではU20日本選手権 […]

NEWS 東京世界陸上マラソン代表が発表!男子は吉田祐也、近藤亮太、女子は安藤友香、佐藤早也伽、小林香菜の5名 小山直城は資格取得後に

2025.03.26

東京世界陸上マラソン代表が発表!男子は吉田祐也、近藤亮太、女子は安藤友香、佐藤早也伽、小林香菜の5名 小山直城は資格取得後に

日本陸連は3月26日に理事会を開催し、東京世界選手権マラソン代表を発表した。 男子は吉田祐也(GMOインターネットグループ)、近藤亮太(三菱重工)の2名。女子は安藤友香(しまむら)、佐藤早也伽(積水化学)、小林香菜(大塚 […]

NEWS 日本選手権まであと100日 キービジュアル第1弾公開! 9月の東京世界陸上代表選考会

2025.03.26

日本選手権まであと100日 キービジュアル第1弾公開! 9月の東京世界陸上代表選考会

日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)まであと100日を迎えて、キービジュアルの第1弾を公開した。 日本選手権の国立競技場の開催は、2005年以来20年ぶりで、今秋の東京世界選手権 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top