2022.11.03
第13回エコパトラックゲームズが11月3日、静岡県の小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われ、タイムレース決勝の一般男子4×100mリレーで洛南高(京都)が39秒34の高校新記録を樹立した。
最終9組に出場した洛南は1走から田村莉樹、南本陸斗、山本嶺心、大石凌功と、8月のインターハイに39秒71の大会新で2連覇を達成した時と同じオール3年生のオーダーで臨み、2017年の日本選手権リレーで同校が作った従来の高校記録を0.23秒塗り替えた。39秒62の近大を抑えて1着となり、総合も制した。
10月の日本選手権リレーでは3走に1年生の村松悦基が入るオーダーで臨み、予選で高校歴代2位の39秒62、決勝も39秒65で6位入賞を果たしていた。洛南は今季だけで6度目の39秒台となり、1シーズンの高校史上最多となった。
このほか8組1着の北海道栄高が高校史上6校目の39秒台、学校別高校歴代3位となる39秒74をマーク。9組で洛南、近大に続く3着に入った中京大中京高(愛知)も39秒89を出した。同一大会で高校チームが39秒台を3校記録したのは初、同一年では39秒台が計8回樹立されたことになり、これも高校史上最多というハイレベルの1年となった。
■学校別高校歴代5傑
39.34 洛南・京都 2022.11. 3
(田村,南本,山本,大石)
39.72 滝川二・兵庫 2012.11. 3
(段林,魚里,三崎,大西)
39.74 北海道栄・北海道 2022.11. 3
(中田,橘, 清水,エケ)
39.77 宮崎工・宮崎 2016.11. 5
(水久保,和藤,野村,木下)
39.79 中京大中京・愛知 2019. 7.24
(竹内,富田,神谷,河田)
※事実関係に誤りがありました。お詫びをして訂正します。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.04.15
-
2025.04.14
-
2025.04.14
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.13
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.03.23
-
2025.04.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.16
人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用
全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]
2025.04.16
「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催
アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]
2025.04.15
神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに
日本陸連は4月15日、「神戸マラソン2025」がMGCシリーズ2025-26に加盟したと発表した。 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズは、前身のJMCシリーズを継承したもので、ポイントにより年間王者を決 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)