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2022.10.21

U16女子100m最速は中学1年生!三好美羽「まさか勝てるとは思わなかった」/U18・16大会
U16女子100m最速は中学1年生!三好美羽「まさか勝てるとは思わなかった」/U18・16大会

三好美羽(22年U16大会)

◇第16回U18・第57回U16陸上大会(10月21日~23日/愛媛・県総合運動公園陸上競技場)

ジュニア五輪を兼ねた第16回U18・第57回U16陸上大会の初日が行われ、U16女子100mは中学1年生の三好美羽(福山神辺西中1広島)が12秒07で優勝。タイムは風力未測定のため参考記録だった。

大外9レーンからの大金星だった。予選では15m付近でバランスを崩し、自己記録(12秒13)に届かない12秒30と通過者の中では最も遅いタイムで決勝に進出。しかし、決勝では身長153cmの小さな身体から繰り出されるダイナミックなフォームで年上スプリンターを置き去りにした。

「予選でこけた日に、まさか1位になれるとは思いませんでした。同着くらいかなと思いましたが、優勝できてうれしいです」と、レース後はあふれる涙が止まらなかった。

小学生時代から12秒台をマークし、昨年の全国小学生交流大会は2位。今年は12秒13まで自己記録を伸ばしたものの、全中はA決勝に進めず、B決勝2位という成績だった。

「がんばって11秒台を出したい」という三好は、目標とする選手に同郷の男子100m日本記録保持者・山縣亮太(セイコー)の名前を挙げる。「山縣さんみたいに日本記録を出せるような選手になりたいです」。

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2位は0.08秒差でワジェロ・リサ(伊奈総合高1埼玉)、3位には北尾心映(厚生中3三重)が12秒21で入った。

◇第16回U18・第57回U16陸上大会(10月21日~23日/愛媛・県総合運動公園陸上競技場) ジュニア五輪を兼ねた第16回U18・第57回U16陸上大会の初日が行われ、U16女子100mは中学1年生の三好美羽(福山神辺西中1広島)が12秒07で優勝。タイムは風力未測定のため参考記録だった。 大外9レーンからの大金星だった。予選では15m付近でバランスを崩し、自己記録(12秒13)に届かない12秒30と通過者の中では最も遅いタイムで決勝に進出。しかし、決勝では身長153cmの小さな身体から繰り出されるダイナミックなフォームで年上スプリンターを置き去りにした。 「予選でこけた日に、まさか1位になれるとは思いませんでした。同着くらいかなと思いましたが、優勝できてうれしいです」と、レース後はあふれる涙が止まらなかった。 小学生時代から12秒台をマークし、昨年の全国小学生交流大会は2位。今年は12秒13まで自己記録を伸ばしたものの、全中はA決勝に進めず、B決勝2位という成績だった。 「がんばって11秒台を出したい」という三好は、目標とする選手に同郷の男子100m日本記録保持者・山縣亮太(セイコー)の名前を挙げる。「山縣さんみたいに日本記録を出せるような選手になりたいです」。 2位は0.08秒差でワジェロ・リサ(伊奈総合高1埼玉)、3位には北尾心映(厚生中3三重)が12秒21で入った。

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