HOME 駅伝、箱根駅伝

2022.10.15

早大はアクシデントも4位通過 花田新監督「もう少し主導権を握りたかった」/箱根駅伝予選会
早大はアクシデントも4位通過 花田新監督「もう少し主導権を握りたかった」/箱根駅伝予選会

◇第99回箱根駅伝予選会(10月15日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)

来年正月の第99回箱根駅伝の出場権を懸けた箱根駅伝予選会が行われ、早大は10時間42分29秒の4位で通過した。47年連続92回目の出場となる。

チームを牽引したのはエースの井川龍人(4年)で、1時間2分39秒で日本人2番手の9位でフィニッシュした。今季からチームを指揮する花田勝彦監督は「井川はさすがエースらしい走りをしてくれました。練習7、8割で62分台です。意識も上がってきたのでまだ伸びしろがあります」と高く評価する。

夏合宿は「苦手な走り込みもしっかりやってくれた」と花田監督。だが、レースは想定外が続く。「思ったよりスローペースだったので、もう少し主導権を握りたかったですね」と言う。さらに上位争いをしていた山口智規(1年)が体調不良で大きく失速した。

「それがなければトップ通過だったと思いますが、欲を言えばアクシデントがあっても3位以内は入りたかった」と指揮官は言うものの、「次につながる課題としてやれている」と本戦を見据えている。

広告の下にコンテンツが続きます

自身の経験を踏まえて「箱根を優勝するチームの練習、雰囲気からすればまだ6割」と花田監督。名門復活を託された指揮官が、母校を再び箱根路で輝かせる。

◇第99回箱根駅伝予選会(10月15日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 来年正月の第99回箱根駅伝の出場権を懸けた箱根駅伝予選会が行われ、早大は10時間42分29秒の4位で通過した。47年連続92回目の出場となる。 チームを牽引したのはエースの井川龍人(4年)で、1時間2分39秒で日本人2番手の9位でフィニッシュした。今季からチームを指揮する花田勝彦監督は「井川はさすがエースらしい走りをしてくれました。練習7、8割で62分台です。意識も上がってきたのでまだ伸びしろがあります」と高く評価する。 夏合宿は「苦手な走り込みもしっかりやってくれた」と花田監督。だが、レースは想定外が続く。「思ったよりスローペースだったので、もう少し主導権を握りたかったですね」と言う。さらに上位争いをしていた山口智規(1年)が体調不良で大きく失速した。 「それがなければトップ通過だったと思いますが、欲を言えばアクシデントがあっても3位以内は入りたかった」と指揮官は言うものの、「次につながる課題としてやれている」と本戦を見据えている。 自身の経験を踏まえて「箱根を優勝するチームの練習、雰囲気からすればまだ6割」と花田監督。名門復活を託された指揮官が、母校を再び箱根路で輝かせる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top