2022.10.10
駒大の9年ぶりV4で幕を閉じた出雲駅伝。駒大は2区の佐藤圭汰(1年)、5区の安原太陽、6区の鈴木芽吹(ともに3年)と3つの区間賞を獲得し、残りの3区間も区間2位という文句なしの内容を残した。総合2時間8分32秒は、2015年に優勝した青学大を33秒上回る大会新記録だった。
2位は52秒差で國學院大。3区終了時で先頭から52秒差の6位と出遅れたが、4区・中西大翔(4年)の区間賞で2位まで押し上げ、5区の藤本竜(3年)が区間4位、伊地知賢造(4年)が区間2位と好走した。
10年ぶりの出場だった中大が3位。1区・吉居大和(3年)の区間賞で流れに乗り、2区で先頭を譲ったものの、以降は常に3位以内を推移した。4位に青学大。3区終了時点で先頭の駒大と20秒差の2位と逆転のチャンスを残していたが、4区以降で波に乗れなかった。
また、今大会は強風が吹き荒れ、3区までが追い風の影響で高水準となり、2区の佐藤と3区のフィリップ・ムルワ(創価大)が区間新記録を樹立。4区と5区は向かい風でやや低水準に終わった。
■出雲駅伝成績
1位 駒澤大学 2:08:32(大会新)
2位 國學院大學 2:09:24
3位 中央大学 2:09:48
4位 青山学院大学 2:10:18
5位 順天堂大学 2:10:50
6位 創価大学 2:10:52
7位 法政大学 2:11:54
8位 東京国際大学 2:11:59
9位 東洋大学 2:13:35
10位 関西学院大学 2:14:27
11位 帝京大学 2:15:40
12位 立命館大学 2:18:09
13位 環太平洋大学 2:18:13
14位 大阪経済大学 2:18:19
15位 皇學館大学 2:18:44
16位 北海道学連選抜 2:18:51
17位 関西大学 2:19:24
18位 第一工科大学 2:20:42
19位 北信越学連選抜 2:21:17
20位 東北学連選抜 2:26:09
■区間賞一覧
1区 吉居大和(中大3)22分32秒
2区 佐藤圭汰(駒大1)15分27秒(区間新)
3区 P.ムルワ(創価大4)23分36秒(区間新)
4区 中西大翔(國學院大4)17分50秒
5区 安原太陽(駒大3)19分04秒
6区 鈴木芽吹(駒大3)29分21秒

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.29
青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」
-
2025.03.29
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.29
青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」
青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]
2025.03.29
女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新
3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会女子やり投で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世 […]
2025.03.29
鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー
2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]
2025.03.29
走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー
2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]
2025.03.29
編集部コラム「いつのまにか700号超え」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報