HOME 国内

2022.10.09

十種競技の奥田啓祐が日本歴代3位の8008点! 日本人3人目の8000点オーバー/中京大土曜競技会
十種競技の奥田啓祐が日本歴代3位の8008点! 日本人3人目の8000点オーバー/中京大土曜競技会

奥田啓祐


10月8日、9日の両日、愛知県豊田市の中京大梅村陸上競技場で中京大土曜競技会が行われ、男子十種競技の奥田啓祐(第一学院高教)が日本歴代3位の8008点をマーク。奥田のこれまでのベストは昨年の日本選手権で出した7768点で、これを大幅に更新した。

奥田は最初の100mを自己記録(10秒56)に迫る、10秒58(+0.9)で滑り出すと、走幅跳(7m46/+1.4)、砲丸投(13m54)、走高跳(1m93)といずれも自己記録に迫るパフォーマンスを披露。初日を4228点で折り返した。2日目となった9日は悪天候にもかかわらず、7種目めの円盤投で自己新の43m56をスロー。その後も順調に加点し、最終の1500mを4分42秒89でまとめ、右代啓祐、中村明彦に次いで日本人3人目となる8000点の大台に乗せた。

奥田は神奈川県出身の25歳。東京・駒大高時代はやり投を専門としていたが、東海大入学後に十種競技に転向した。大学卒業後、徐々に実績を伸ばし、昨年の日本選手権で2位入賞。今年の日本選手権で念願の全国初優勝を飾った。過去にはボブスレーにも挑戦し、五輪強化選手にも選ばれた実績を持つ。

■男子十種競技日本歴代10傑[2022.10. 9時点]
8308 右代 啓祐(スズキ浜松AC) 2014. 6. 1
8180 中村 明彦(スズキ浜松AC) 2016. 6.12
8008 奥田 啓祐(第一学院高教)  2022.10. 9
7995 金子 宗弘(ミズノ)     1993. 5.14
7871 松田 克彦(富士通)     1993. 6.12
7807 丸山 優真(住友電工)    2022. 5. 1
7803 田中 宏昌(モンテローザ)  2006. 6.25
7788 池田 大介(WIND UP AC)   2009. 8.20
7764 田上  駿(順大M2)    2021. 5. 3
7725 音部 拓仁(富士通)     2015. 7. 5

10月8日、9日の両日、愛知県豊田市の中京大梅村陸上競技場で中京大土曜競技会が行われ、男子十種競技の奥田啓祐(第一学院高教)が日本歴代3位の8008点をマーク。奥田のこれまでのベストは昨年の日本選手権で出した7768点で、これを大幅に更新した。 奥田は最初の100mを自己記録(10秒56)に迫る、10秒58(+0.9)で滑り出すと、走幅跳(7m46/+1.4)、砲丸投(13m54)、走高跳(1m93)といずれも自己記録に迫るパフォーマンスを披露。初日を4228点で折り返した。2日目となった9日は悪天候にもかかわらず、7種目めの円盤投で自己新の43m56をスロー。その後も順調に加点し、最終の1500mを4分42秒89でまとめ、右代啓祐、中村明彦に次いで日本人3人目となる8000点の大台に乗せた。 奥田は神奈川県出身の25歳。東京・駒大高時代はやり投を専門としていたが、東海大入学後に十種競技に転向した。大学卒業後、徐々に実績を伸ばし、昨年の日本選手権で2位入賞。今年の日本選手権で念願の全国初優勝を飾った。過去にはボブスレーにも挑戦し、五輪強化選手にも選ばれた実績を持つ。 ■男子十種競技日本歴代10傑[2022.10. 9時点] 8308 右代 啓祐(スズキ浜松AC) 2014. 6. 1 8180 中村 明彦(スズキ浜松AC) 2016. 6.12 8008 奥田 啓祐(第一学院高教)  2022.10. 9 7995 金子 宗弘(ミズノ)     1993. 5.14 7871 松田 克彦(富士通)     1993. 6.12 7807 丸山 優真(住友電工)    2022. 5. 1 7803 田中 宏昌(モンテローザ)  2006. 6.25 7788 池田 大介(WIND UP AC)   2009. 8.20 7764 田上  駿(順大M2)    2021. 5. 3 7725 音部 拓仁(富士通)     2015. 7. 5

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

PR

2025.04.16

人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用

全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]

NEWS 東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

2025.04.16

東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

日本陸連は4月16日、東京世界選手権の競歩代表9名を発表した。 男子20kmは2月の日本選手権を1時間16分10秒の世界新で制した山西利和(愛知製鋼)が4大会連続の代表に内定済みで、同2、3位の丸尾知司(愛知製鋼)、吉川 […]

NEWS 「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

2025.04.16

「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]

NEWS Athlete of The Year賞に北口榛花を選出! 2024年度「実業団陸上of The Year」発表

2025.04.15

Athlete of The Year賞に北口榛花を選出! 2024年度「実業団陸上of The Year」発表

日本実業団陸上競技連合は4月15日、2024年度「実業団陸上of The Year 表彰」の受賞者・受賞チームをホームページで発表し、個人賞のAthlete of The Year賞に8月のパリ五輪女子やり投で、マラソン […]

NEWS 神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

2025.04.15

神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

日本陸連は4月15日、「神戸マラソン2025」がMGCシリーズ2025-26に加盟したと発表した。 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズは、前身のJMCシリーズを継承したもので、ポイントにより年間王者を決 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top