2022.09.29
第106回日本選手権リレーが10月1日~2日の2日間、東京・国立競技場で開催される。4×100mリレー、4×400mリレーの男女各2種目で繰り広げられる「リレー日本一」を懸けたレースの見どころを紹介する。
男子は、3週間前の日本インカレで2冠に輝いた筑波大、オレゴン世界選手権代表を擁する東洋大が両種目ともに登録していない。しかし、学生を中心にハイレベルの争いとなりそう。
4×100mリレーは日本インカレ2位の早大、同じ国立競技場が舞台だった関東インカレで38秒72(学生歴代4位)を出した日大、順大、中大など関東の大学に、スズキが加わる図式か。
特にスズキは、オレゴン世界選手権4×100mリレー2走の鈴木涼太、竹田一平、犬塚渉と好スプリンターがそろい、110mハードルが専門の樋口陸人も100mの自己ベストは10秒31を誇る。
また、インターハイ王者・洛南高(京都)にも注目だ。2連覇を達成したインターハイでは、高校歴代3位(大会新)の39秒71をマーク。同校が2017年の紺の大会で出した高校記録(39秒57)まで0.14秒と迫っており、5年ぶりの高校新と決勝進出が視野に入る。
インターハイ2位、3位の市船橋(千葉)、、中京大中京(愛知)なども、速い流れの中から40秒を切る可能性がありそうだ。
4×400mリレーは日本インカレ上位の早大、法大、近大、関東インカレ3位の中大などが軸となりそう。
高校もインターハイ2連覇の東福岡高(福岡)が、その後も個人で好記録を立て続けに出している。学生に食い下がることができれば、今季高校初の3分10秒切りが見えてくる。
女子は、東邦銀行が1週間前の全日本実業団対抗選手権では4×100mリレーで3位に敗れるなど、2冠に輝いた前回ほどの力を示せていない。日本インカレで3連覇を達成した福岡大、4×400mリレーは同2連覇の立命大を筆頭に学生がレースをリードしそうだ。福岡大は3年ぶり、立命大は2年ぶりのV奪還を目指す。
4×100mリレーは東京五輪同種目代表の青山華依を擁する甲南大、関東インカレ5連覇中の日体大など、複数チームが45秒を切る展開となるか。
インターハイで2連覇を飾った中京大中京、同2位の市船橋など、高校生も力がある。
4×400mリレーは、今季3分40秒を切っている中大、園田学園女大、福岡大が追う。選手層では、日本インカレ400m優勝の森山静穂を中心とした福岡大が立命大を追う一番手になりそう。
インターハイで初制覇した市船橋、中京大中京など高校チームも、決勝進出を懸けた争いに加わりそうだ。
「リレフェス」も同時開催!
今回は日本選手権との同時開催で、「みんなでつなごうリレーフェスティバル2020」(リレフェス)が行われる
「誰でも気軽に参加できるリレーイベント」。4×100mリレーを中心に公認の部5種目、非公認の部12種目で構成。
公認の部のメインは、47都道府県代表チームで争う男女U16の4×100mリレー。北海道男子には8月の福島全中100m王者・舛田快理(札幌簾舞中3)、高知女子には同200mで1年生優勝を飾った岡林結衣(大津)ら、中学トップスプリンターたちが数多く名を連ねており、好勝負が繰り広げられそうだ。
また、非公認の部にはオレゴン世界選手権代表を中心とした「マイル日本代表」「競歩日本代表」や、中長距離プロチーム「TWOLAPS」がプロデュースするリレーもあり、子供から大人まで、あらゆる年代の人たちが「笑顔でつながる」2日間となるだろう。
タイムテーブル、エントリーリスト、観戦チケット情報など詳細は大会サイトへ
公式サイトはこちら
チケット情報はこちら
グラウンドレベルでの観戦やスタジアムツアー、スターター体験ができる特典付きチケット情報はこちらへ
ライブ配信
1日目
2日目
【実施予定種目】
■日本選手権リレー
男女4×100mリレー
男女4×400mリレー
■みんなでつなごうリレーフェスティバル
●公認の部(4×100mリレー)
U16男女(47都道府県代表チーム)
一般男女
パラ・ユニバーサルリレー
●非公認の部
・10月1日(土)実施
誰でもチャレンジリレー 4×100mリレー
部活動対抗リレー 4×100mリレー
職場の同僚リレー 4×100mリレー
競技団体対抗リレー 4×100mリレー
200歳以上リレー 4×100mリレー
マイル日本代表プロデュース Relay For ALL 8×100mリレー
・10月2日(日)
家族対抗リレー 4×100mリレー
仮装リレー 4×100mリレー
小学生リレー 4×100mリレー
競歩日本代表プロデュース ウォーキングリレー 4×100mリレー
TWOLAPSプロデュース 4×TWOLAPSリレー 4×800mリレー
「リレフェス」も同時開催!
今回は日本選手権との同時開催で、「みんなでつなごうリレーフェスティバル2020」(リレフェス)が行われる 「誰でも気軽に参加できるリレーイベント」。4×100mリレーを中心に公認の部5種目、非公認の部12種目で構成。 公認の部のメインは、47都道府県代表チームで争う男女U16の4×100mリレー。北海道男子には8月の福島全中100m王者・舛田快理(札幌簾舞中3)、高知女子には同200mで1年生優勝を飾った岡林結衣(大津)ら、中学トップスプリンターたちが数多く名を連ねており、好勝負が繰り広げられそうだ。 また、非公認の部にはオレゴン世界選手権代表を中心とした「マイル日本代表」「競歩日本代表」や、中長距離プロチーム「TWOLAPS」がプロデュースするリレーもあり、子供から大人まで、あらゆる年代の人たちが「笑顔でつながる」2日間となるだろう。 タイムテーブル、エントリーリスト、観戦チケット情報など詳細は大会サイトへ 公式サイトはこちら チケット情報はこちら グラウンドレベルでの観戦やスタジアムツアー、スターター体験ができる特典付きチケット情報はこちらへ ライブ配信 1日目 https://youtu.be/kNp7iHq2eBw 2日目 https://youtu.be/KbxrehcLVEQ 【実施予定種目】 ■日本選手権リレー 男女4×100mリレー 男女4×400mリレー ■みんなでつなごうリレーフェスティバル ●公認の部(4×100mリレー) U16男女(47都道府県代表チーム) 一般男女 パラ・ユニバーサルリレー ●非公認の部 ・10月1日(土)実施 誰でもチャレンジリレー 4×100mリレー 部活動対抗リレー 4×100mリレー 職場の同僚リレー 4×100mリレー 競技団体対抗リレー 4×100mリレー 200歳以上リレー 4×100mリレー マイル日本代表プロデュース Relay For ALL 8×100mリレー ・10月2日(日) 家族対抗リレー 4×100mリレー 仮装リレー 4×100mリレー 小学生リレー 4×100mリレー 競歩日本代表プロデュース ウォーキングリレー 4×100mリレー TWOLAPSプロデュース 4×TWOLAPSリレー 4×800mリレー
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.22
三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン
◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 来年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(10km)はパリ […]
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km 1位 三浦龍司(SUBARU) 28分24秒 2位 井川龍人(旭化成) 28分25秒 3位 塩尻和 […]
2025.02.22
今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場
第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリーは今日2月22日、福岡・海の中道海浜公園の1周2kmのコースを舞台に行われる。 日本選手権は男子が10km、女子が8kmで争われ、男子にはパリ […]
2025.02.21
編集部コラム「奥が深い」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.02.21
ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」
ひらまつ病院は2月16日付で、サンベルクスに所属していた三田眞司が加入したと発表した。 29歳の三田は神奈川県出身。光明学園相模原高では3年時に全国都道府県対抗男子駅伝4区9位と力走。国士大では3年時に全日本大学駅伝で3 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝