HOME 海外

2022.09.23

女子長距離のレンゲルクがドーピング違反で資格停止 5000mでドーハ5位、東京五輪ファイナリスト
女子長距離のレンゲルクがドーピング違反で資格停止 5000mでドーハ5位、東京五輪ファイナリスト


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

不正監視を行う世界陸連(WA)の独立機関アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)は9月21日、女子長距離のL.K.レンゲルク(ケニア)に、ドーピング違反で10ヵ月の資格停止処分を科すことを発表した。

今年1月の検体から禁止物質のレトロゾールが検出されたため。処分期間は22年4月19日から23年2月18日まで。また、22年1月20日以降の成績は取り消される。レンゲルクは19年ドーハ世界選手権5000mで5位に入っており、東京五輪でも決勝に進み12位だった。

ケニアで資格停止処分を受けているのは8人目。同国は2016年からドーピングリスクの高いカテゴリーAに指定されている。ケニア陸連は9月7日付で、10月1日からトレーニングキャンプに滞在する関係者・選手の詳細の登録を開始することを発表しており、ケニア人を指導するコーチについては就労証明や連絡先詳細の提出が要求されている。

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 不正監視を行う世界陸連(WA)の独立機関アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)は9月21日、女子長距離のL.K.レンゲルク(ケニア)に、ドーピング違反で10ヵ月の資格停止処分を科すことを発表した。 今年1月の検体から禁止物質のレトロゾールが検出されたため。処分期間は22年4月19日から23年2月18日まで。また、22年1月20日以降の成績は取り消される。レンゲルクは19年ドーハ世界選手権5000mで5位に入っており、東京五輪でも決勝に進み12位だった。 ケニアで資格停止処分を受けているのは8人目。同国は2016年からドーピングリスクの高いカテゴリーAに指定されている。ケニア陸連は9月7日付で、10月1日からトレーニングキャンプに滞在する関係者・選手の詳細の登録を開始することを発表しており、ケニア人を指導するコーチについては就労証明や連絡先詳細の提出が要求されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top