HOME 国内、大学

2022.09.09

女子棒高跳・古林愛理が4m10で初V!「助走の3歩」修正で調子取り戻す/日本IC
女子棒高跳・古林愛理が4m10で初V!「助走の3歩」修正で調子取り戻す/日本IC

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)1日目

学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの1日目が行われ、女子棒高跳は古林愛理(園田学園女子大)が4m10で優勝した。

古林は3m80から試技をスタートさせて一発でクリア。続く3m90は2回目となったが、4m00をただ1人成功させて優勝を決めた。続く4m10も1回で成功。自己記録(4m13)を上回る4m15は失敗に終わったが、前回2位のリベンジを果たした。

今季は腰のケガに苦しんでいたという古林。7月からはようやく痛みも消えたが、なかなか調子が上がらなかった。だが、高校時代から師事する山村博之コーチから「助走の最初の3歩で勢いに乗ればいいから」というアドバイスを受けて、一気に調子を取り戻した。

高校時代からインターハイ優勝、高校記録樹立(当時)と活躍してきた古林。だが、前回大会は同級生の大坂谷明里に次いで2位と悔しさを味わった。

広告の下にコンテンツが続きます

今大会は「優勝よりも4m20を狙った試合」と記録面ではやや届かなかったが、「優勝できてうれしいですし、4m15以上は絶対に跳べる」と手応えをつかんだ。

秋シーズンも記録会など毎週のようにエントリーしており、「条件の良い試合で自己ベストを跳びたい」と意気込んでいた。

2位に前回優勝の大坂谷が続いて同大ワンツー。3m70で森陽菜が入って3人入賞を果たした。

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)1日目 学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの1日目が行われ、女子棒高跳は古林愛理(園田学園女子大)が4m10で優勝した。 古林は3m80から試技をスタートさせて一発でクリア。続く3m90は2回目となったが、4m00をただ1人成功させて優勝を決めた。続く4m10も1回で成功。自己記録(4m13)を上回る4m15は失敗に終わったが、前回2位のリベンジを果たした。 今季は腰のケガに苦しんでいたという古林。7月からはようやく痛みも消えたが、なかなか調子が上がらなかった。だが、高校時代から師事する山村博之コーチから「助走の最初の3歩で勢いに乗ればいいから」というアドバイスを受けて、一気に調子を取り戻した。 高校時代からインターハイ優勝、高校記録樹立(当時)と活躍してきた古林。だが、前回大会は同級生の大坂谷明里に次いで2位と悔しさを味わった。 今大会は「優勝よりも4m20を狙った試合」と記録面ではやや届かなかったが、「優勝できてうれしいですし、4m15以上は絶対に跳べる」と手応えをつかんだ。 秋シーズンも記録会など毎週のようにエントリーしており、「条件の良い試合で自己ベストを跳びたい」と意気込んでいた。 2位に前回優勝の大坂谷が続いて同大ワンツー。3m70で森陽菜が入って3人入賞を果たした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top