長距離からマラソン、競歩まで、目覚ましい活躍を続ける東洋大。強豪校であり続けるために、トレーニングだけでなく“食育”にも力を入れ、栄養や休養を大事にしている。日々のハードな練習をこなし、レースでベストパフォーマンスを発揮するために、東洋大が活用しているのがダイトー水産の『オレは摂取す』だ。
『オレは摂取す』が食育をサポート
東洋大陸上競技部の長距離部門と言えば、正月の駅伝では17年連続でシード権を獲得中と、大学駅伝で常に上位争いを繰り広げる強豪チームだ。駅伝での活躍だけでなく、数々の世界大会にも日本代表を送り出している。
この夏の世界大会でも卒業生である20km競歩の池田向希と35km競歩の川野将虎(ともに旭化成)がそろって銀メダルを獲得する活躍を見せ、日本の陸上界に大きなインパクトをもたらした。さらに、8月28日の北海道マラソンでは柏優吾(4年)が2時間11分41秒で日本人最上位(2位)を占め、来年開催のマラソン日本代表選考会への出場権を獲得。OBから現役学生まで、次々に目覚ましい活躍を続けている。
その東洋大の安定した強さの秘訣の1つが“食育”にある。
「チーム全体に対して定期的に栄養に関するレクチャーを行っており、知識がどれだけ定着しているのかテストもします。また、レースに臨むに当たっては各自でコンディショニングをしますので、面談というかたちで個別対応もしています」
選手の将来を考えて大学4年間での基礎固めや身体作りを重視している酒井俊幸監督。食育も大学卒業後を見据えた取り組みでもある
酒井俊幸監督がこう話すように、単にレクチャーをしただけで済ませるのではなく、それを実践できるようにと徹底している。さらには、「トレーニングと同様に最新にアップデートすることが必要」と、常に最先端の栄養の知識を取り入れている。
東洋大では食育の一環として、ダイトー水産の『オレは摂取す』というゼリー飲料を部員全員が愛飲している。その理由にはまず“リカバリー”という目的が挙げられる。『オレは摂取す』は刺身用天然マグロの皮のみを原料に使用したコラーゲンペプチド「TC30000」を配合し、そのTC30000を含めたアミノ酸を8353.8mgと豊富に含有している。これは業界トップクラスの含有量で、限界に挑む持久系アスリートに最適と言える。
主将の前田義弘(4年)は、大学に入ってから練習量が増えた影響で疲労のコントロールに苦労していた時期があったという。それが、2年生になってから『オレは摂取す』を活用するようになり、明らかな変化を実感している。
「自分は身長が高いので、レースや強度の高い練習の後に疲労を溜めやすかったんです。『オレは摂取す』は強度の高い練習の後に必ず飲用しています。しっかりリフレッシュできるので、疲労回復に努めて、次の練習にうまくつなげられています。2年目からは練習をしっかり積めるようになりました」
190cm、71kgと長身で疲労が溜まりやすいという主将の前田義弘。自身の特性を把握した上でコンディション維持に努めている
1年時から学生三大駅伝に出場している前田は、学年を重ねるにつれて主要区間を任されるようになった。
アミノ酸と鉄分をまとめて補給
また、東洋大では昨年度から血糖値を測定するようになったが、睡眠を取っても疲労感がなかなか抜けなかったり、ひどい疲労感があったりする時には、就寝時でも低血糖の状態にあることがわかったという。
「低血糖状態だと身体を休めているつもりでも、疲労がなかなか抜けないんです。そこで、低血糖から回復させる目的でも『オレは摂取す』や、近日発売の『オレは熟睡す』を活用しています。糖質だけのゼリー飲料を試した選手もいましたが、それらよりも吸収が良いように思います」(酒井監督)
こういった観点からも、『オレは摂取す』をリカバリーに役立てている。
東洋大では多くの選手が練習後、クーリングダウンの前に『オレは摂取す』を活用。2019年に競歩チームが使い始めたのをきっかけに導入し、在学生だけでなくOBの相澤晃や競歩の池田向希、川野将虎(以上、旭化成)らも学生時代から飲み続けている
2つ目の理由が貧血対策だ。『オレは摂取す』には鉄分が7.5mgと、成人男性の1日の推奨量が含まれている。
1年目から駅伝で活躍している梅崎蓮(2年)は、今年5月の関東インカレで男子1部ハーフマラソンに出場し、チームトップの2位に入るなど、さらに飛躍を遂げようとしている。今の梅崎はタフさが武器の選手だが、高校3年時には貧血に悩んだことがあった。
「高校時代はサプリメントなどをあまり活用していなくて、血液の状態が少し悪い時がありました。特に夏はフェリチンやヘモグロビンの値が低くて苦しみました」
大学に入ってから「『オレは摂取す』を活用するようになって血液の数値も良くなった」と言い、貧血もなくなった。梅崎に限らず、高校時代に貧血だった選手が大学に入ってから貧血を克服したケースは非常に多いという。
「ヘモグロビンの数値を上げる次の段階として、貯蔵鉄を増やすことをチーム目標にしています。それには鉄分だけでなくビタミンやタンパク質もとらなければいけません。そういう意味でも豊富な栄養を含んでいる『オレは摂取す』は役立っています」(酒井監督)
寮では管理栄養士の考えたメニューが朝晩の1日2回提供されており、寮食だけでも必要な栄養を十分にとることはできる。ただ、大学生はまだまだ成長期にある。その上、日々ハードな練習をこなしているのだ。「3食だけでは補いきれないこともありますし、一度に吸収できる量も限られている」と酒井監督。そのため、『オレは摂取す』を食事にプラスしたり、練習前に飲んだりと、補食として積極的に活用している選手も多い。エースの松山和希(3年)もその1人だ。
「もともと食べる量が少なく、肉などでタンパク質をとるのがあまり得意ではありません。その点で『オレは摂取す』は手軽にアミノ酸を補給できるので、食事の際にも飲んでいます」
そのおかげもあって、これまでは春先にケガをすることが多かったが、今季はケガなく練習を継続できている。
この夏は順調にトレーニングを積んだ松山和希(左)と梅崎蓮。アミノ酸と鉄を多く含む『オレは摂取す』を飲むことで不足しがちな栄養素を補っている
栄養の知識は東洋大にとって大きな武器。『オレは摂取す』をコンディショニングに活用し、今季もトラックシーズンから強いインパクトを残してきた。駅伝シーズンはさらに大きな活躍を見せてくれそうだ。
『オレは摂取す』は1袋に129kcal、アミノ酸8,353mg(うちBCAAが3,870mg)、鉄7.5mgや一日分のビタミンB群(B1、B2、B6、B12)などをバランスよく配合。体への吸収を助ける乳酸菌も入っており、多くのトップアスリートが愛用している
文/福本ケイヤ
撮影/石井啓祐
※この記事は『月刊陸上競技』2022年10月号に掲載しています
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東洋大陸上競技部の長距離部門と言えば、正月の駅伝では17年連続でシード権を獲得中と、大学駅伝で常に上位争いを繰り広げる強豪チームだ。駅伝での活躍だけでなく、数々の世界大会にも日本代表を送り出している。 この夏の世界大会でも卒業生である20km競歩の池田向希と35km競歩の川野将虎(ともに旭化成)がそろって銀メダルを獲得する活躍を見せ、日本の陸上界に大きなインパクトをもたらした。さらに、8月28日の北海道マラソンでは柏優吾(4年)が2時間11分41秒で日本人最上位(2位)を占め、来年開催のマラソン日本代表選考会への出場権を獲得。OBから現役学生まで、次々に目覚ましい活躍を続けている。 その東洋大の安定した強さの秘訣の1つが“食育”にある。 「チーム全体に対して定期的に栄養に関するレクチャーを行っており、知識がどれだけ定着しているのかテストもします。また、レースに臨むに当たっては各自でコンディショニングをしますので、面談というかたちで個別対応もしています」

アミノ酸と鉄分をまとめて補給
また、東洋大では昨年度から血糖値を測定するようになったが、睡眠を取っても疲労感がなかなか抜けなかったり、ひどい疲労感があったりする時には、就寝時でも低血糖の状態にあることがわかったという。 「低血糖状態だと身体を休めているつもりでも、疲労がなかなか抜けないんです。そこで、低血糖から回復させる目的でも『オレは摂取す』や、近日発売の『オレは熟睡す』を活用しています。糖質だけのゼリー飲料を試した選手もいましたが、それらよりも吸収が良いように思います」(酒井監督) こういった観点からも、『オレは摂取す』をリカバリーに役立てている。


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