HOME 世界陸上、海外

2022.07.25

今大会2つ目の世界新!!アムサンが女子100mH12秒12!!自己記録を0.28秒も更新!/世界陸上
今大会2つ目の世界新!!アムサンが女子100mH12秒12!!自己記録を0.28秒も更新!/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)10日目

オレゴン世界陸上10日目のイブニングセッションに行われた女子100mハードル準決勝。1組1着だったトビ・アムサン(ナイジェリア)が12秒12(+0.9)の世界新記録を樹立した。

12秒20の世界記録保持者ケンドラ・ハリソン(米国)と同じ組に入ったアムサンは、4レーンから鋭いハードリングを披露。ハリソンを圧倒してトップでフィニッシュした。そして、刻まれたタイムはハリソンの世界記録を6年ぶりに0.08秒も塗り替えるもの。この種目で史上初の12秒1台突入を果たしたアムサンは、喜びを爆発させた。

前回のドーハ大会、昨年の東京五輪と4位に入っている。今季は6月のダイヤモンドリーグ・パリ大会で12秒41、今大会の予選では12秒40(+1.5)と自らのアフリカ記録を0.01秒ずつ短縮するなど好調だった。

女子400mハードルで50秒68を打ち立てたシドニー・マクラフリン(米国)に続き、今大会2つめの世界新。この種目でアフリカ勢が世界記録をマークするのは初だった。決勝は今日の午前11時(日本時間)に行われる。

広告の下にコンテンツが続きます

■女子100mH世界歴代10傑
12.12 0.9 トビ・アムサン(ナイジェリア)        2022. 7.24
12.20 0.3 ケンドラ・ハリソン(米国)          2016. 7.22
12.21 0.7 ヨルダンカ・ドンコワ(ブルガリア)      1988. 8.20
12.25 1.4 ギンカ・ザゴルチェワ(ブルガリア)      1987. 8. 8
12.26 1.7 リュドミラ・ナロジレンコ(ロシア)      1992. 6. 6
12.26 1.2 ブリアナ・ローリンス(米国)         2013. 6.22
12.26 -0.2 ジャスミン・カマチョ・クイン(プエルトリコ) 2021. 8. 1
12.28 1.1 シェリー・ピアソン(豪州)          2011. 9. 3
12.31 0.3 ブリタニー・アンダーソン(ジャマイカ)    2022. 7.24
12.32 0.7 ダニエル・ウィリアムス(ジャマイカ)     2019. 7.20

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)10日目 オレゴン世界陸上10日目のイブニングセッションに行われた女子100mハードル準決勝。1組1着だったトビ・アムサン(ナイジェリア)が12秒12(+0.9)の世界新記録を樹立した。 12秒20の世界記録保持者ケンドラ・ハリソン(米国)と同じ組に入ったアムサンは、4レーンから鋭いハードリングを披露。ハリソンを圧倒してトップでフィニッシュした。そして、刻まれたタイムはハリソンの世界記録を6年ぶりに0.08秒も塗り替えるもの。この種目で史上初の12秒1台突入を果たしたアムサンは、喜びを爆発させた。 前回のドーハ大会、昨年の東京五輪と4位に入っている。今季は6月のダイヤモンドリーグ・パリ大会で12秒41、今大会の予選では12秒40(+1.5)と自らのアフリカ記録を0.01秒ずつ短縮するなど好調だった。 女子400mハードルで50秒68を打ち立てたシドニー・マクラフリン(米国)に続き、今大会2つめの世界新。この種目でアフリカ勢が世界記録をマークするのは初だった。決勝は今日の午前11時(日本時間)に行われる。 ■女子100mH世界歴代10傑 12.12 0.9 トビ・アムサン(ナイジェリア)        2022. 7.24 12.20 0.3 ケンドラ・ハリソン(米国)          2016. 7.22 12.21 0.7 ヨルダンカ・ドンコワ(ブルガリア)      1988. 8.20 12.25 1.4 ギンカ・ザゴルチェワ(ブルガリア)      1987. 8. 8 12.26 1.7 リュドミラ・ナロジレンコ(ロシア)      1992. 6. 6 12.26 1.2 ブリアナ・ローリンス(米国)         2013. 6.22 12.26 -0.2 ジャスミン・カマチョ・クイン(プエルトリコ) 2021. 8. 1 12.28 1.1 シェリー・ピアソン(豪州)          2011. 9. 3 12.31 0.3 ブリタニー・アンダーソン(ジャマイカ)    2022. 7.24 12.32 0.7 ダニエル・ウィリアムス(ジャマイカ)     2019. 7.20
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.27

篠原倖太朗がOnとアスリート契約 4月より富士通に加入し、Onアスリートとして世界挑戦がスタート!

スイスのスポーツブランド「On (オン)」は、今年の1月より屋外5000mの日本人学生最高記録、ハーフマラソンの日本学生記録保持者である篠原倖太朗とのアスリート契約を結んだ。4月より名門実業団チームである富士通に加入し、 […]

NEWS 日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」

2025.03.26

日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」

日本陸連は3月26日に行われた理事会で、暑熱環境下における大会運営に対しての考えを示した。 日本陸連の田﨑博道専務理事は、最近の気候変動の大きさに触れたうえで、特に夏の競技会について「暑熱環境下で競技をすることの危険性は […]

NEWS 東京世界陸上へ吉田祐也、佐藤早也伽ら「日本のマラソン界で一番元気のある選手」選考レースの結果重視で選出

2025.03.26

東京世界陸上へ吉田祐也、佐藤早也伽ら「日本のマラソン界で一番元気のある選手」選考レースの結果重視で選出

日本陸連は3月26日に理事会が開催され、東京世界選手権マラソン代表5名を発表した。 男子は選考レースの成績から吉田祐也(GMOインターネットグループ)と近藤亮太(三菱重工)が選出。女子は安藤友香(しまむら)、小林香菜(大 […]

NEWS 日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施

2025.03.26

日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施

日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)の大会要項ならびに競技実施日を発表した。 今年の日本選手権は9月に行われる東京世界選手権の選考会を兼ねて実施される。昨年まではU20日本選手権 […]

NEWS 東京世界陸上マラソン代表が発表!男子は吉田祐也、近藤亮太、女子は安藤友香、佐藤早也伽、小林香菜の5名 小山直城は資格取得後に

2025.03.26

東京世界陸上マラソン代表が発表!男子は吉田祐也、近藤亮太、女子は安藤友香、佐藤早也伽、小林香菜の5名 小山直城は資格取得後に

日本陸連は3月26日に理事会を開催し、東京世界選手権マラソン代表を発表した。 男子は吉田祐也(GMOインターネットグループ)、近藤亮太(三菱重工)の2名。女子は安藤友香(しまむら)、佐藤早也伽(積水化学)、小林香菜(大塚 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報