HOME ニュース、国内

2022.07.12

2018年アジア大会800m代表の村島匠が競技引退 「新しい人生を自分らしく生きます」
2018年アジア大会800m代表の村島匠が競技引退 「新しい人生を自分らしく生きます」

2018年アジア大会男子800m代表の村島匠が、自身のSNSで競技引退を発表した。

村島は富山商高3年時に北信越大会で1500m、5000m、3000m障害の3種目制覇を達成し、インターハイでは1500mで優勝。順大1年時には3000m障害で関東インカレ優勝、アジア・ジュニア選手権に出場するなど、マルチランナーとして活躍した。当初は箱根駅伝に憧れて長距離に取り組んでいたものの、3年時から中距離に転向。未知の才能を開花させ、4年時には800mで日本インカレを制した。

大学卒業後の2017年5月に行われた静岡国際800mで、当時・日本歴代7位(現15位)の1分47秒01をマーク。同年8月のアジア大会にも出場し、翌年のアジア選手権では6位に入賞した。

現役を続けながらJAAF公認ジュニアコーチの資格を持つ指導者としての一面も持ち、今年5月の静岡国際では自己記録に迫るセカンドベストの1分47秒43をマークしていた。

村島は自身のSNSで周囲への感謝をつづり、「5月末を持ちまして、所属から退き、並びに競技を引退致しました。これまでを糧に模索しながら、新しい人生を自分らしく生きます」とコメント。今後については未定だという。

広告の下にコンテンツが続きます
2018年アジア大会男子800m代表の村島匠が、自身のSNSで競技引退を発表した。 村島は富山商高3年時に北信越大会で1500m、5000m、3000m障害の3種目制覇を達成し、インターハイでは1500mで優勝。順大1年時には3000m障害で関東インカレ優勝、アジア・ジュニア選手権に出場するなど、マルチランナーとして活躍した。当初は箱根駅伝に憧れて長距離に取り組んでいたものの、3年時から中距離に転向。未知の才能を開花させ、4年時には800mで日本インカレを制した。 大学卒業後の2017年5月に行われた静岡国際800mで、当時・日本歴代7位(現15位)の1分47秒01をマーク。同年8月のアジア大会にも出場し、翌年のアジア選手権では6位に入賞した。 現役を続けながらJAAF公認ジュニアコーチの資格を持つ指導者としての一面も持ち、今年5月の静岡国際では自己記録に迫るセカンドベストの1分47秒43をマークしていた。 村島は自身のSNSで周囲への感謝をつづり、「5月末を持ちまして、所属から退き、並びに競技を引退致しました。これまでを糧に模索しながら、新しい人生を自分らしく生きます」とコメント。今後については未定だという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

日本選手権室内・日本室内大阪大会が終了 リレーフェス今年実施せず、U16リレーは7/12~13の日本選手権リレー・混成と併催

日本陸連は3月26日、都内で理事会を開き、2025年度の主要競技会日程を承認した。 これまで、主に毎年2月に実施していた日本選手権室内・日本室内大阪大会は終了とし、25年度から行われない。 同大会は元々、1984年に「国 […]

NEWS 【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位

2025.03.26

【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位

3月22日、名古屋市のパロマ瑞穂北陸上競技場で愛知陸協長距離競技会(第1回トヨタ紡織記録挑戦会)が行われ、男子3000mに出場した尾田祥太(Runup Academy/岡崎南中2愛知)が8分37秒25の中2歴代6位のタイ […]

NEWS セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

2025.03.26

セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、本番での運営能力向上を図るため、運営トレーニングを実施することを発表した。 トレーニングの対象大会は、本番のメイン会場である国立競技場で行われるセイコーゴー […]

NEWS スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

2025.03.26

スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

スズキは所属する田原遼太郎が現役を引退し、社業に専念することを発表した。 田原は大阪府出身の26歳。中学から陸上を始め、当初は800mなど中距離に取り組み、13年全中では準決勝まで進んでいる。大阪高でもトラックや高校駅伝 […]

NEWS 東京世界陸上ボランティアに3100人が採用 周辺協力者含めて3400人で構成

2025.03.26

東京世界陸上ボランティアに3100人が採用 周辺協力者含めて3400人で構成

公益財団法人東京世界陸上財団は3月26日に理事会を開催し、ボランティアの採用結果について発表した。 11月1日から12月17日までの期間で募集し、当初想定していた募集人数3000人程度を大きく上回る8,276人が応募。そ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top