6月30日、ストックホルム(スウェーデン)でダイヤモンドリーグ(DL)第8戦が行われ、男子棒高跳東京五輪金メダリストのA.デュプランティス(スウェーデン)が6m16の屋外世界最高で優勝した。
デュプランティスは2020年に室内で6m17を跳んで当時の世界記録を樹立。その後記録を伸ばし続け、今年3月に6m20に世界記録を更新している。屋外では20年に6m15を跳んで当時の世界最高記録をマークしていたが、今回この記録を1cm更新した。デュプランティスは今季屋外10試合すべてで6m超え。オレゴン世界選手権に向けて弾みをつけた。
男子400mハードルでは東京五輪銅メダルのA.ドス・サントス(ブラジル)が46秒80の今季世界最高で大会記録で勝利。女子400mハードルは同じく東京五輪銅のF.ボルが52秒27のDL新で制した。
男子やり投は19年ドーハ世界選手権金メダルのA.ピータース(グレナダ)が90m31で大会新V。男子円盤投でもK.チェ(スロベニア)が70m02の大会新を樹立して勝った。男子3000mでは南スーダンからの難民としてスイスに暮らすD.L.ロバル(難民チーム)が7分29秒48の今季世界最高で制覇した。同種目に出場した三浦龍司(順大)は7分47秒98の自己新で10位だった。

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