HOME ニュース、国内

2022.06.19

やり投・北口榛花が63m13で優勝 世界最高峰のダイヤモンドリーグに初参戦で日本人史上初の快挙! /DLパリ
やり投・北口榛花が63m13で優勝 世界最高峰のダイヤモンドリーグに初参戦で日本人史上初の快挙! /DLパリ


世界陸連のダイヤモンドリーグ(DL)第7戦が6月18日、フランス・パリで行われ、女子やり投で日本記録(66m00)保持者の北口榛花(JAL)が63m13を放って優勝した。2010年に始まった陸上最高峰のリーグ戦となるDLで、日本人の優勝は初めて。

北口は1投目に61m91で3位につけると、3投目に63m13をマークしてトップに浮上。5位に終わった東京五輪銅メダリスト・K.L.バーバー(豪州)らを抑えて、快挙を成し遂げた。

今季は、5月8日のセイコー・ゴールデングランプリでサードベストとなる63m93を放つと、6月11日の日本選手権では62m25で2年連続3回目のV。その後渡欧し、6月14日のチェコの競技会で61m97をマークして優勝していた。

北口は自身のSNSで「日本人初のようで、うれしいです めっちゃ嬉しいんだけどどうしたらいいかわかってないです 早起きしてみてくださった皆さんありがとうございます」とコメントした。

北口は北海道出身の24歳。高校1年生で競泳と掛け持ちでやり投を始めてインターハイに出場すると、2年生(14年)、3年生(15年)では連覇。15年には、世界ユース選手権で金メダルを獲得している。19年ドーハ世界選手権では決勝まであと6cm届かなかったが、昨年の東京五輪では、日本女子選手として五輪57年ぶりのファイナルに進んだ(決勝は12位)。

◇北口の年次ベスト
高1 49.31 高1歴代4位タイ
高2 53.15 高1歴代7位
高3 58.90 高校記録U18日本最高※500gでは60.35のU18日本記録
大1 61.38 U20日本記録
大2 61.07
大3 60.48
大4 66.00 日本記録、学生記録
社1 63.45
社2 62.06
社3 63.93

世界陸連のダイヤモンドリーグ(DL)第7戦が6月18日、フランス・パリで行われ、女子やり投で日本記録(66m00)保持者の北口榛花(JAL)が63m13を放って優勝した。2010年に始まった陸上最高峰のリーグ戦となるDLで、日本人の優勝は初めて。 北口は1投目に61m91で3位につけると、3投目に63m13をマークしてトップに浮上。5位に終わった東京五輪銅メダリスト・K.L.バーバー(豪州)らを抑えて、快挙を成し遂げた。 今季は、5月8日のセイコー・ゴールデングランプリでサードベストとなる63m93を放つと、6月11日の日本選手権では62m25で2年連続3回目のV。その後渡欧し、6月14日のチェコの競技会で61m97をマークして優勝していた。 北口は自身のSNSで「日本人初のようで、うれしいです めっちゃ嬉しいんだけどどうしたらいいかわかってないです 早起きしてみてくださった皆さんありがとうございます」とコメントした。 北口は北海道出身の24歳。高校1年生で競泳と掛け持ちでやり投を始めてインターハイに出場すると、2年生(14年)、3年生(15年)では連覇。15年には、世界ユース選手権で金メダルを獲得している。19年ドーハ世界選手権では決勝まであと6cm届かなかったが、昨年の東京五輪では、日本女子選手として五輪57年ぶりのファイナルに進んだ(決勝は12位)。 ◇北口の年次ベスト 高1 49.31 高1歴代4位タイ 高2 53.15 高1歴代7位 高3 58.90 高校記録U18日本最高※500gでは60.35のU18日本記録 大1 61.38 U20日本記録 大2 61.07 大3 60.48 大4 66.00 日本記録、学生記録 社1 63.45 社2 62.06 社3 63.93

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

NEWS 東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

2025.01.17

東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top