HOME ニュース、国内

2022.06.11

やり投・上田百寧が61m20で2位 ワールドランキングで世界陸上出場を見据える/日本選手権
やり投・上田百寧が61m20で2位 ワールドランキングで世界陸上出場を見据える/日本選手権


◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目

オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目に行われた女子やり投で、上田百寧(ゼンリン)が61m20を投げて2位となった。大会前時点ではワールドランキングでオレゴン世界選手権の出場枠(ターゲットナンバー)に入っている。

上田はこの日の最高記録を5投目にスロー。「1投目から(60m台を)出したかった」と言い、「自己ベストまであと少し、優勝も逃して悔しい」と浮かない表情だった。

今大会の記録と2位に入ったことにより、ワールドランキングでの出場の可能性も高まった。「もし世界選手権に出場できたら世界としっかり戦えるように準備していきたい」と決意を胸に刻んだ。

3位の武本紗栄(佐賀県スポ協)もワールドランキングでの出場の可能性もある。なお、3人が同一大会で60mを超えたのは日本史上初だった。

◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目 オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目に行われた女子やり投で、上田百寧(ゼンリン)が61m20を投げて2位となった。大会前時点ではワールドランキングでオレゴン世界選手権の出場枠(ターゲットナンバー)に入っている。 上田はこの日の最高記録を5投目にスロー。「1投目から(60m台を)出したかった」と言い、「自己ベストまであと少し、優勝も逃して悔しい」と浮かない表情だった。 今大会の記録と2位に入ったことにより、ワールドランキングでの出場の可能性も高まった。「もし世界選手権に出場できたら世界としっかり戦えるように準備していきたい」と決意を胸に刻んだ。 3位の武本紗栄(佐賀県スポ協)もワールドランキングでの出場の可能性もある。なお、3人が同一大会で60mを超えたのは日本史上初だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.27

篠原倖太朗がOnとアスリート契約 4月より富士通に加入し、Onアスリートとして世界挑戦がスタート!

スイスのスポーツブランド「On (オン)」は、今年の1月より屋外5000mの日本人学生最高記録、ハーフマラソンの日本学生記録保持者である篠原倖太朗とのアスリート契約を結んだ。4月より名門実業団チームである富士通に加入し、 […]

NEWS 日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」

2025.03.26

日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」

日本陸連は3月26日に行われた理事会で、暑熱環境下における大会運営に対しての考えを示した。 日本陸連の田﨑博道専務理事は、最近の気候変動の大きさに触れたうえで、特に夏の競技会について「暑熱環境下で競技をすることの危険性は […]

NEWS 東京世界陸上へ吉田祐也、佐藤早也伽ら「日本のマラソン界で一番元気のある選手」選考レースの結果重視で選出

2025.03.26

東京世界陸上へ吉田祐也、佐藤早也伽ら「日本のマラソン界で一番元気のある選手」選考レースの結果重視で選出

日本陸連は3月26日に理事会が開催され、東京世界選手権マラソン代表5名を発表した。 男子は選考レースの成績から吉田祐也(GMOインターネットグループ)と近藤亮太(三菱重工)が選出。女子は安藤友香(しまむら)、小林香菜(大 […]

NEWS 日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施

2025.03.26

日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施

日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)の大会要項ならびに競技実施日を発表した。 今年の日本選手権は9月に行われる東京世界選手権の選考会を兼ねて実施される。昨年まではU20日本選手権 […]

NEWS 東京世界陸上マラソン代表が発表!男子は吉田祐也、近藤亮太、女子は安藤友香、佐藤早也伽、小林香菜の5名 小山直城は資格取得後に

2025.03.26

東京世界陸上マラソン代表が発表!男子は吉田祐也、近藤亮太、女子は安藤友香、佐藤早也伽、小林香菜の5名 小山直城は資格取得後に

日本陸連は3月26日に理事会を開催し、東京世界選手権マラソン代表を発表した。 男子は吉田祐也(GMOインターネットグループ)、近藤亮太(三菱重工)の2名。女子は安藤友香(しまむら)、佐藤早也伽(積水化学)、小林香菜(大塚 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top