HOME ニュース、国内

2022.06.10

サニブラウンが100m10秒08で3年ぶり3度目V 世界陸上代表内定!/日本選手権
サニブラウンが100m10秒08で3年ぶり3度目V 世界陸上代表内定!/日本選手権


◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

注目の男子100m決勝は、サニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒08(+1.1)で3年ぶり3回目の優勝を飾り、オレゴン世界選手権代表に内定した。

今大会では9日の予選を10秒11(±0)で通過すると、準決勝では10秒04(+0.8)をマークして世界選手権の参加標準記録(10秒05)を突破。決勝でもその強さを発揮した。

サニブラウンは1999年3月生まれの23歳。東京・城西中3年時の2014年全中では100mで3位、200mで2位に入った。城西高時代は1年時からインターハイ200mで2位に入るなど活躍。2年時の15年には世界ユース選手権では100mと200mをいずれも大会新記録で2冠に輝いた。また、北京世界選手権に200mで出場し、準決勝に進んでいる。

17年には日本選手権で100mと200mの2冠。ロンドン世界選手権200mでは史上最年少で決勝に進み、7位入賞を果たした。その後、フロリダ大に進み、19年には100mで当時の日本記録となる9秒97をマーク。ドーハ世界選手権男子4×100mリレーではアンカーとして日本の銅メダルと日本新記録(37秒43)樹立に貢献した。

19年11月のプロ転向後も、引き続き米国を拠点に活動。昨年の東京五輪では200mに出場して予選落ちだったが、今季は3月中旬の屋外初戦で10秒15をマークするなど、調子を上げていた。

◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 注目の男子100m決勝は、サニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が10秒08(+1.1)で3年ぶり3回目の優勝を飾り、オレゴン世界選手権代表に内定した。 今大会では9日の予選を10秒11(±0)で通過すると、準決勝では10秒04(+0.8)をマークして世界選手権の参加標準記録(10秒05)を突破。決勝でもその強さを発揮した。 サニブラウンは1999年3月生まれの23歳。東京・城西中3年時の2014年全中では100mで3位、200mで2位に入った。城西高時代は1年時からインターハイ200mで2位に入るなど活躍。2年時の15年には世界ユース選手権では100mと200mをいずれも大会新記録で2冠に輝いた。また、北京世界選手権に200mで出場し、準決勝に進んでいる。 17年には日本選手権で100mと200mの2冠。ロンドン世界選手権200mでは史上最年少で決勝に進み、7位入賞を果たした。その後、フロリダ大に進み、19年には100mで当時の日本記録となる9秒97をマーク。ドーハ世界選手権男子4×100mリレーではアンカーとして日本の銅メダルと日本新記録(37秒43)樹立に貢献した。 19年11月のプロ転向後も、引き続き米国を拠点に活動。昨年の東京五輪では200mに出場して予選落ちだったが、今季は3月中旬の屋外初戦で10秒15をマークするなど、調子を上げていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

選抜女子駅伝オーダー発表 積水化学は1区松本明莉、パナソニック5区森田香織 高校3連覇狙う神村学園は5区瀬戸口凜

第36回選抜女子駅伝北九州大会(1月19日/福岡・北九州市の小倉城歴史の道発着)前日の1月18日、各チームのオーダーが発表された。 一般の部(5区間27.2km)は実業団チームと地元・北九州市一般選抜を含めた10チームが […]

NEWS 都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top