2022.05.27
インターハイの都府県大会が各地で開催され、北関東地区(茨城、栃木、群馬、埼玉)の各大会が終了した。
埼玉県大会(5月11日~14日)では男子5000mの小山翔也(埼玉栄3)が14分12秒87の大会新で2連覇を達成。同じく八種競技の竹島祐人(坂戸西3)も大会記録を塗り替える5265点で2年連続優勝を飾った。
女子400mハードルを62秒97で制した阿部友(松山女3)は、七種競技でも4886点を獲得して2種目を制覇したほか、走高跳でも2位に入った。松山女では女子三段跳で昨年のU18大会優勝者である田中美憂(3年)も12m56の大会新で優勝している。女子走高跳では昨年の全中チャンピオンの髙橋美月(埼玉栄)が1m73で1年生優勝を達成。学校対抗は男子が埼玉栄、女子は昌平がそれぞれ優勝した。
群馬県大会(5月14日~17日)は2年生の今井悠貴(前橋育英)が男子1500m、5000mの2冠。タイムは3分59秒54、14分39秒96だった。上位2校が大会記録を上回った男子4×400mリレーは前橋育英が3分14秒22で東農大二を抑えて優勝。
女子棒高跳では5月5日に高校歴代4位の4m03を跳んでいる村田蒼空(前橋女3)が4m00で快勝。昨年の福井インターハイ覇者がその実力を示した。総合は男子が東農大二、女子が新島学園が制した。
茨城県大会(5月18日~21日)では男子スプリントでつくば秀英勢が活躍した。100mでは1年生の小室歩久斗が10秒81(-1.1)で優勝を飾ると、2位に平沼京樹(2年)、3位に會田聖也(1年)とメダルを独占。200mでも會田が1年生優勝を果たしたほか、4×100mリレーで2位、4×400mリレーでもV。走高跳、八種競技を制したつくば秀英は74点で男子総合優勝を果たした。
女子は3年前の全中100m、200m2冠のハッサン・ナワール(土浦日大3)がケガから復調し、100m12秒30(-2.5)で優勝。総合は茨城キリストがトップとなった。
栃木県大会(5月12日~15日)は男子三段跳の金井晃希(作新学院3)が大会記録を28年ぶりに更新する15m33(+0.4)で優勝。両リレーは白鴎大足利が41秒95、3分18秒37で頂点に立った。
女子400mは福田菜々子(白鴎大足利)と長島結衣(真岡女)が大会記録を上回る56秒84でフィニッシュしたが、同タイム着差ありで福田に軍配。100mハードルでは予選で14秒09の大会記録を樹立した中里百葉(3年)が連覇を達成した。学校対抗は男女ともに白鴎大足利が優勝を飾っている。
インターハイ出場を懸けた北関東大会は6月17日~20日に栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎにて南関東大会と併催で行われる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.11.22
田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設
2024.11.21
早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結
2024.11.21
立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.17
不破聖衣来が香港で10kmレースに出場 9位でフィニッシュ
2024.11.20
【箱根駅伝2025名鑑】早稲田大学
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.22
田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設
来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]
2024.11.21
早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結
11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]
2024.11.21
立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン
第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]
2024.11.20
M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」
神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]
2024.11.20
第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑
・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会