HOME 国内、大学

2022.05.19

女子棒高跳・塩崎泉が4m00で念願の初V!「会場の雰囲気が後押しになった」/関東IC
女子棒高跳・塩崎泉が4m00で念願の初V!「会場の雰囲気が後押しになった」/関東IC


◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)1日目

関東インカレの初日が行われ、女子棒高跳は塩崎泉(筑波大)が4m00で優勝を決めた。

バーの高さは3m90に上がり、塩崎、諸田祐佳(中大)、台信愛(日体大)の3人が跳躍。塩崎が2回目、諸田が3回目にクリアし、2人の優勝争いとなった。3m95はともにパス。4m00は塩崎が2回目で成功。諸田は惜しくも跳ぶことができず、この時点で塩崎の優勝が決まった。

「待ちに待ったタイトル。トップバッターだったので、(総合優勝を狙う)チームにもいい流れを作れました」と塩崎。4年生で念願の初タイトルをつかんだその表情は笑顔で溢れていた。

続けて大会新記録となる4m06へ挑戦。「優勝を決めたらやろうと思っていました」と、観客に手拍子を求めた。「会場の雰囲気も跳ぶぞという後押しになりました」。

4m06は惜しくも成功ならず。自己タイ記録での優勝となり、記録的には「やっぱり(4m06を)跳びたかった」というのも本音だが、「優勝だけを見ていたので後悔はないです」と語った。

広告の下にコンテンツが続きます

「スピード」を上げ、「跳躍で失速しないように」することが今後の課題。次戦の日本選手権へ向けて課題と向き合いつつ、「4m30を跳んで、3位に入りたい」と大きな目標を掲げている。

◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)1日目 関東インカレの初日が行われ、女子棒高跳は塩崎泉(筑波大)が4m00で優勝を決めた。 バーの高さは3m90に上がり、塩崎、諸田祐佳(中大)、台信愛(日体大)の3人が跳躍。塩崎が2回目、諸田が3回目にクリアし、2人の優勝争いとなった。3m95はともにパス。4m00は塩崎が2回目で成功。諸田は惜しくも跳ぶことができず、この時点で塩崎の優勝が決まった。 「待ちに待ったタイトル。トップバッターだったので、(総合優勝を狙う)チームにもいい流れを作れました」と塩崎。4年生で念願の初タイトルをつかんだその表情は笑顔で溢れていた。 続けて大会新記録となる4m06へ挑戦。「優勝を決めたらやろうと思っていました」と、観客に手拍子を求めた。「会場の雰囲気も跳ぶぞという後押しになりました」。 4m06は惜しくも成功ならず。自己タイ記録での優勝となり、記録的には「やっぱり(4m06を)跳びたかった」というのも本音だが、「優勝だけを見ていたので後悔はないです」と語った。 「スピード」を上げ、「跳躍で失速しないように」することが今後の課題。次戦の日本選手権へ向けて課題と向き合いつつ、「4m30を跳んで、3位に入りたい」と大きな目標を掲げている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top