◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)1日目
関東インカレの初日が行われ、女子棒高跳は塩崎泉(筑波大)が4m00で優勝を決めた。
バーの高さは3m90に上がり、塩崎、諸田祐佳(中大)、台信愛(日体大)の3人が跳躍。塩崎が2回目、諸田が3回目にクリアし、2人の優勝争いとなった。3m95はともにパス。4m00は塩崎が2回目で成功。諸田は惜しくも跳ぶことができず、この時点で塩崎の優勝が決まった。
「待ちに待ったタイトル。トップバッターだったので、(総合優勝を狙う)チームにもいい流れを作れました」と塩崎。4年生で念願の初タイトルをつかんだその表情は笑顔で溢れていた。
続けて大会新記録となる4m06へ挑戦。「優勝を決めたらやろうと思っていました」と、観客に手拍子を求めた。「会場の雰囲気も跳ぶぞという後押しになりました」。
4m06は惜しくも成功ならず。自己タイ記録での優勝となり、記録的には「やっぱり(4m06を)跳びたかった」というのも本音だが、「優勝だけを見ていたので後悔はないです」と語った。
「スピード」を上げ、「跳躍で失速しないように」することが今後の課題。次戦の日本選手権へ向けて課題と向き合いつつ、「4m30を跳んで、3位に入りたい」と大きな目標を掲げている。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.31
京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走
2025.03.31
NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.25
-
2025.03.26
-
2025.03.25
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.31
【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.03.31
京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走
京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]
2025.03.31
NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部
NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]
2025.03.31
ヤクルトの武田凜太郎と髙橋将也が現役引退 MGC出場の武田「ヤクルトのユニフォームで走れて幸せ」髙橋「応援に力が湧いた」
ヤクルトは3月31日、武田凜太郎と髙橋将也の現役引退を発表した。 武田は1994年生まれの30歳。千葉・野田一中から東京・早稲田実高に進み、高3時には都道府県対抗男子駅伝5区区間賞などの実績を残した。早大進学後は4年連続 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報