女子10000mで日本歴代2位の30分45秒21を持つ不破聖衣来(拓大)が、今日行われる日本選手権10000mを欠場すると、チームのSNSを通じて五十嵐利治監督が発表した。
今年に入ってから右アキレス腱の周囲炎によって「思うような練習ができていなかった」とし、4月の日本学生個人選手権5000mで復帰したものの3分30秒ペースで走って17分30秒47を要した。レース後は今年に入って3ヵ月走れなかったことを明かしている。
オレゴン世界選手権の参加標準記録を突破している不破。3位以内で代表に内定する日本選手権に向けて「1%の可能性に対して100%の努力をする姿を間近で見ていて、4月の段階で諦めようとは言えなかった」と五十嵐監督はつづっている。
そのなかで、「将来のことを考えて」欠場する判断に至った。「痛みなくスタートラインに立たせてあげられなかったことに、監督として無力感を感じております」と五十嵐監督。今後については「すでに動き出している」といい、「一度身体をリセットさせて、またみなさんに感動を与えられるような走りをお見せできるように努力してまいります」と結んでいる。
日本選手権10000mは今日5月7日、東京・国立競技場で行われ、女子10000mは19時44分にスタート。不破のほかに、廣中璃梨佳(日本郵政グループ)、五島莉乃(資生堂)、小林成美(名城大)の3選手がオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破している。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.11.25
積水化学「1強」の力示すも連覇ならず「想定以上の走りができなかった」/クイーンズ駅伝
-
2024.11.20
-
2024.11.24
-
2024.11.23
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
-
2024.11.10
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.25
JP日本郵政グループが“本命”積水化学の連覇を阻む チームが考える「勝てた理由」/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) ともに、長く日本の女子長距離界を牽引してきた33歳の鈴木亜由子(JP […]
2024.11.25
積水化学「1強」の力示すも連覇ならず「想定以上の走りができなかった」/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4 […]
2024.11.25
歴史的熱戦!JP日本郵政Gが積水化学に競り勝つ!しまむらが初の3位 パナソニック4位、エディオン2年ぶりシード/クイーンズ駅伝
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4 […]
2024.11.24
小江戸川越ハーフで東洋大勢がワン・ツー 吉田周が2年連続1時間2分台で連覇 2位は西村真周
小江戸川越ハーフマラソンが11月24日、埼玉県川越市の川越水上公園発着で行われ、男子の招待ハーフでは吉田周(東洋大4年)が1時間2分54秒(速報値)で2年連続優勝を果たした。 吉田は前回大会を1時間2分43秒の自己ベスト […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会