座位投てきWPA公認競技会の部で4m30の日本新記録をマークした地元・神戸在住の上部美帆(兵庫パラ陸協)(写真:主催者提供)
これまで日本各地でストリート陸上が行われているが、パラ陸上でも日本初の公認大会「ストリート陸上@KOBE~Seated Throw(座位投てき)」が4月30日に兵庫県神戸市のメリケンパーク仮設投てき場で開催された。
国際パラ陸上競技連盟(WPA)公認のこの大会は、「神戸のまちかどで、パラ陸上を魅せる」をコンセプトにしたプロジェクトで、2024年春に神戸で開催予定のパラ陸上世界選手権の PRも兼ね、一般社団法人パラ陸上競技連盟と神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会組織委員会との連携で実現した。
座位投てきチャレンジには昨年の東京パラリンピックで2つの金メダルを獲得した佐藤友祈(モリサワ)やアテネ・パラリンピックに出場した神戸市議会議員の山口由美さんらが参加。また、座位投てきWPA公認競技会には上部美帆(兵庫パラ陸協)、坂本渉(Dream A.T)、萩本昇(AZW アカデミー)の3選手が出場し、地元・神戸在住の上部は自身の持つ日本記録を7cm上回る4m30をマークした。
大会に参加した選手、役員、スタッフの方々(写真:主催者提供)
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