HOME 国内

2022.04.17

東京五輪銀の池田向希 1時間18分53秒で20kmを制し世界選手権代表内定/日本選手権35km競歩
東京五輪銀の池田向希 1時間18分53秒で20kmを制し世界選手権代表内定/日本選手権35km競歩

池田向希(旭化成)


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

第106回日本選手権35km競歩・第61回全日本競歩輪島大会は4月17日、石川県輪島市の道の駅輪島ふらっと訪夢前往復コースで行われ、男子の20km特別レースは、昨年の東京五輪銀メダリスト・池田向希(旭化成)が1時間18分53秒で制してオレゴン世界選手権代表に内定した。

レースは池田の他、2月の日本選手権20km競歩を制して世界選手権代表に内定している高橋英輝(富士通)、3月の世界チーム競歩選手権代表・諏方元郁(愛知製鋼)の3名が出場。序盤で諏方が離れ、池田の派遣設定記録(1時間20分00秒)突破に焦点が集まった。

序盤から1km4分を切るペースで進み、5kmを19分34秒、10km39分07秒で通過。13kmあたりで池田は高橋との差を広げていった。15kmは58分38秒で、高橋に15秒のリード。終盤はややペースが落ちたが、悠々と派遣設定記録を突破した。

池田は「派遣設定記録を破る最低限のレースはできた。3月の世界競歩チーム選手権(2位)に出た後はオレゴンを見据えたトレーニングをしている。7月に照準を合わせていきたい」と話した。

■男子20km特別レース成績
池田 向希(旭化成) 1.18.53 
高橋 英輝(富士通) 1.19.16 
諏方 元郁(愛知製鋼) 1.23.46 

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 第106回日本選手権35km競歩・第61回全日本競歩輪島大会は4月17日、石川県輪島市の道の駅輪島ふらっと訪夢前往復コースで行われ、男子の20km特別レースは、昨年の東京五輪銀メダリスト・池田向希(旭化成)が1時間18分53秒で制してオレゴン世界選手権代表に内定した。 レースは池田の他、2月の日本選手権20km競歩を制して世界選手権代表に内定している高橋英輝(富士通)、3月の世界チーム競歩選手権代表・諏方元郁(愛知製鋼)の3名が出場。序盤で諏方が離れ、池田の派遣設定記録(1時間20分00秒)突破に焦点が集まった。 序盤から1km4分を切るペースで進み、5kmを19分34秒、10km39分07秒で通過。13kmあたりで池田は高橋との差を広げていった。15kmは58分38秒で、高橋に15秒のリード。終盤はややペースが落ちたが、悠々と派遣設定記録を突破した。 池田は「派遣設定記録を破る最低限のレースはできた。3月の世界競歩チーム選手権(2位)に出た後はオレゴンを見据えたトレーニングをしている。7月に照準を合わせていきたい」と話した。 ■男子20km特別レース成績 池田 向希(旭化成) 1.18.53  高橋 英輝(富士通) 1.19.16  諏方 元郁(愛知製鋼) 1.23.46 

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top