4月29日に行われる日本グランプリシリーズの織田記念(広島)のエントリー選手が発表された。
男子100mには昨年の日本王者・多田修平(住友電工)、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、デーデー・ブルーノ(セイコー)といった東京五輪代表がエントリー。台湾からは楊俊瀚(台湾)も出場を予定している。膝の手術を公表した地元の山縣亮太(セイコー)は出場しない。
女子100mは東京五輪4×100mリレー代表の兒玉芽生(ミズノ)、石川優(青学大)、青山華依(甲南大)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)、齋藤愛美(大阪成蹊AC)のほかに、復調してきた御家瀬緑(住友電工)などがエントリーした。
注目なのが男女スプリントハードル。男子は13秒06の日本記録を持つ泉谷駿介(住友電工)、元日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)の東京五輪代表に、村竹ラシッド(順大)、石川周平(富士通)、世界室内で好走した野本周成(愛媛陸協)が登録した。女子は先日12秒86の日本記録をマークした青木益未(七十七銀行)、前日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)などが名を連ねる。
男子3000m障害には東京五輪代表の山口浩勢(愛三工業)などが登録したが、五輪7位の三浦龍司(順大)はエントリーしなかった。女子5000mは廣中璃梨佳(日本郵政グループ)、萩谷楓(エディオン)、田中希実(豊田自動織機)といった東京五輪代表3人がエントリー。男子は遠藤日向(住友電工)や塩尻和也(富士通)などが出場見込みだ。
織田幹雄を冠する大会とあって、特別な種目である男子三段跳には17mジャンパーとなった伊藤陸(近大高専)が出場。日本記録(17m15)を更新すればオレゴン世界選手権の参加標準記録(17m14)もクリアできる。
大会は4月29日に、広島・広島広域公園(エディオンスタジアム)で行われる。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報