ナイキが4月12日に実施した「ナイキ エア ズーム ペガサス39」のオンライン発表会にマラソンの鈴木健吾(富士通)と一山麻緒(資生堂)がゲストとして登場し、ともに7月に開催されるオレゴン世界選手権への意気込みを語った。
3月6日の東京マラソンでは鈴木が日本歴代パフォーマンス2位となる2時間5分28秒、一山も2時間21分02秒のセカンドベストで男女の日本人トップを占め、夫婦そろって世界選手権代表に内定。26歳の鈴木が「日本代表は初めてなので、失敗を恐れずにチャレンジしていきたい」と言えば、24歳の一山は「東京五輪では悔しい思いをしたので、積極的な走りができれば」とチャレンジャーとして世界の舞台に臨む姿勢を強調した。
東京マラソンの後は3週間ほど休養に充て、「これから本格的なマラソン練習に入っていくところ」という2人。普段から一緒にジョギングをすることもあるといい、アスリートとしてのお互いの印象についても言及した。「僕は迷ってしまうタイプだけど、彼女は決めた目標にまっすぐ向かっていける」(鈴木)、「東京マラソンの前は調子が良くないと言っていたのに、25kmで飛び出して勝負を決めてすごいなと思った」(一山)とそれぞれリスペクトしているようだ。
休養期間中は「いろいろバタバタしていたので、旅行に行ったりはせずに買い物をしたり、好きなものを食べたりしていた」(鈴木)とのんびり過ごしたそうで、一山も「そんな感じです」と応じるなど仲睦まじい様子を見せていた。
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