GMOインターネット(GMOアスリーツ)は4月7日、3月31日付で退任した花田勝彦監督の後任に、中央発條で3月まで監督を務めていた亀鷹律良氏が、これまでチームのアドバイザーを務めていた青学大長距離ブロック監督の原晋氏が「EKIDENダイレクター」に就任した。いずれも4月1日付。
岡山県出身の亀鷹氏は60歳。水島工高から1980年に旭化成に入社すると、全日本実業団対抗駅伝では86年の1区、90年の4区で区間賞を獲得し、いずれもチームの優勝に貢献している。引退後は実業団の芙蓉、トヨタ紡織、NTN、キヤノンアスリートクラブ九州で監督を務め、2019年から中央発條で指揮を執っていた。
また、EKIDENダイレクターは駅伝強化に特化するために新設したポジション。同社は、亀鷹氏の監督、原氏のEKIDENダイレクターの就任を機に「悲願のニューイヤー駅伝優勝に向けて、 さらなるブーストをかけてまいります」としている。
また、中央発條は4月1日付で佐藤雄治コーチが監督に昇格したことを発表している。
亀鷹律良監督のコメント
「このたびGMOインターネットグループ陸上長距離チームの監督に就任することになりました。 求められる目標は高いですが、 選手たちには競技を通じて生き残り、 勝ち組となってほしいと思っています。 頑張り続けるだけでは夢はかないません。 選手たちが本気になって陸上競技と向き合えるよう指導していくとともに、 チーム一丸となりあらゆる壁をクリアして、 目標とするNO.1を達成するために全力を尽くします。応援してくださるファンの皆さまに最高の喜びを与えられるチームを目指します」
原晋・EKIDENダイレクターのコメント
「チームを継続して発展させていくには改革が必要です。 私たち青山学院大学陸上競技部が箱根駅伝の常勝軍団に至るまでにも、 既存の方法にとらわれず改革を繰り返してきました。『陸上競技を通して多くのファンに感動を与え、 陸上界に華やかな文化を作り上げたい』GMOインターネットグループ陸上長距離チームのその想いに共感し、 今回、 EKIDENダイレクターという新たなポジションでニューイヤー駅伝優勝に向けた新体制をサポートいたします。 私が指導者として培ったノウハウを、 GMOインターネットグループでも役立てられるよう亀鷹新監督と連携してまいります」

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.15
神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに
-
2025.04.14
-
2025.04.14
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.03.23
-
2025.04.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.15
神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに
日本陸連は4月15日、「神戸マラソン2025」がMGCシリーズ2025-26に加盟したと発表した。 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズは、前身のJMCシリーズを継承したもので、ポイントにより年間王者を決 […]
2025.04.15
100mH寺田明日香「今季限りで一線を退く」東京世界陸上目指してラストスパート「引退」は使わず
女子100mハードル元日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)が都内で会見を開き、今季限りでの第一線を退く意向を表明した。 冒頭のキャリアを振り返るVTRが流れると、登壇早々から涙を浮かべた寺田。一線を退く意向を […]
2025.04.15
コモディイイダ・高橋舞衣が退職 2月の愛媛マラソンで骨折 「この決断が後に良かったと思えることを信じて」
コモディイイダはは4月15日付で、高橋舞衣が退職すると発表した。2月の愛媛マラソンで骨折し、今後は地元の愛媛で治療とリハビリに専念するという。 高橋は愛媛・今治北高では主要な全国大会への出場はなかったが、松山大では1年時 […]
2025.04.14
東海大が陸上競技場に電子ペーサーを常設! トラック内側に4色点滅のLED325個を配置
東海大陸上部と工学部は4月14日、東海大湘南キャンパス内陸上競技場にLEDライトをトラックの縁に置いてペース設定に合わせて光る「電子ペーサー」を3月から常設したと発表した。国内メーカーによる開発と、陸上競技場への常設は国 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)