日本陸連は3月28日、ダイヤモンドアスリート第8期(2021-22)の新規認定アスリートを発表。今回新たに、男子中長距離の佐藤圭汰(京都・洛南高→駒大)と男子110mハードルの西徹朗(愛知・名古屋高→早大)が認定アスリートに選出された。
日本陸連ダイヤモンドアスリートは、国際大会における活躍ができる次世代競技者を強化育成する制度。競技力だけではなく、国際社会の発展に貢献できる人材として育成する目的で、海外遠征や語学などさまざまなプログラムでサポートを受ける。
修了生にはサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)や橋岡優輝(富士通)、北口榛花(JAL)といったトップアスリートがいる。
佐藤は1500m(3分37秒18)、3000m(7分50秒81)、5000m(13分31秒19)の高校記録を持ち、春からは駒大へ進学する。西は昨年のインターハイ110mハードルで13秒69という高校記録を樹立して優勝。早大でさらに磨きをかける。
佐藤は「コロナ禍や社会情勢が不安定な中、競技に打ち込める環境を提供していただき感謝しております。今後、陸上競技の中長距離種目において世界で結果を残せるよう、より一層精進してまいります」とコメント。西も「競技に取り組む上で最高の環境を提供していただけることに深く感謝いたします。このプログラムを通して、世界で戦っていける選手になれるよう、1人の競技者として、また1人の人間として成長していきたいと思います」とコメントしている。
■ダイヤモンドアスリート第8期(2021-2022)
クレイ・アーロン竜波(テキサスA&M大)/男子800m
中村健太郎(日大)/男子やり投
出口晴翔(順大)/男子400mH
藤原孝輝(東洋大)/男子走幅跳・110mH
栁田大輝(東農大二高→東洋大)/男子100m
アツオビン・ジェイソン(福岡大)/男子砲丸投
佐藤圭汰(洛南高→駒大)/男子中・長距離★新規
西徹朗(名古屋高→早大)/男子110mH★新規
■新規認定者のコメント
・佐藤圭汰
「この度はダイヤモンドアスリートに認定していただきありがとうございます。
コロナ禍や社会情勢が不安定な中、競技に打ち込める環境を提供していただき感謝しております。
今後、陸上競技の中長距離種目において世界で結果を残せるよう、より一層精進してまいります。
また、多くの方々に応援していただける選手となれるよう精神面でも成長したいと思います。
自分の持ち味である序盤から積極的に前に出る姿勢を貫いていきます。
今後もご声援の程、よろしくお願いします」
・西徹朗
「競技に取り組む上で最高の環境を提供していただけることに深く感謝いたします。
このプログラムを通して、世界で戦っていける選手になれるよう、1 人の競技者として、また 1 人の
人間として成長していきたいと思います。また、コロナ禍で人々がスポーツに触れる機会が減少してい
ますが、より多くの人がスポーツに興味を持ち、陸上競技並びにスポーツの魅力を発信していけるよう
な選手になれるよう精進していきます。
様々な人の尽力により自分が試合に出場できることに感謝をし、そのことを忘れずに競技を続けてい
きます。
応援よろしくお願いいたします」

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